ヒトラーがコロンビアで生きていた証拠写真がCIA公式文書で発覚! ナチ残党と「ナチス村」を築き、長老総統と呼ばれていた!?

■相次ぐ情報提供もCIAは完全無視

ヒトラーがコロンビアで生きていた証拠写真がCIA公式文書で発覚! ナチ残党と「ナチス村」を築き、長老総統と呼ばれていた!?の画像3画像は「Daily Mail」より引用

 シトロエンは、CIAエージェントに先述した長老総統の写真まで見せたが、空想的なホラ話と断定され、真剣に取り扱われることはなかったという。しかし、1955年、Cimelody-3というコードネームの男がCIAエージェントに接近。シトロエンの話は真実であると念を押し、シトロエンは今も定期的に長老総統と連絡を取り合っているが、長老総統自身は1955年にコロンビアからアルゼンチンに渡り、すでにトゥンハにはいないと語ったという。

 この話に関心を抱いた同エージェントは、Cimelody-3が語った内容を公式文書にしたため、上官に報告。しかし、ここでも「確実な証拠を掴むためには多大な努力を要する」という理由から闇に葬られたという。

 南米に逃亡した元ナチス兵士は何人も存在する。隻眼のナチ兵士であったポール・シャファーはチリに逃亡し、同地でカリスマ宣教師として名を挙げ、アイヒマン裁判で有名なアドルフ・アイヒマンはアルゼンチンへ、収容所で人体実験を繰り返したことで知られるヨーゼフ・メンゲレはブラジルへ逃亡し、戦後も逃亡生活を続けていた。

 長老総統がヒトラー本人であったかは今となっては定かではないが、南米で生き延びたナチス兵士らのことを考えると、コロンビアやアルゼンチンでヒトラーが生き延びていたとしてもおかしくはないだろう。これを機に、ヒトラー逃亡説が徹底的に検証されることに期待したい。


参考:「Daily Mail」、「The Independent」、ほか

TOCANA編集部

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