ドラッグを使わずトランス状態(変性意識)に至る方法6選! 潜在意識にアクセス、体外離脱も可能に!

4. 瞑想

 適切な瞑想(マインドフルネス)によってストレスが緩和され、往々にして我々をパニックに陥れる「戦うか逃げるか反応(fight-or-flight response)」を抑止することができる。そして瞑想によって普段とはまったく異なる脳波の状態に到達することができる。

 シンプルな呼吸法だけでも意識の変容に導かれ、“体外離脱”をも味わうことができる。

ドラッグを使わずトランス状態(変性意識)に至る方法6選! 潜在意識にアクセス、体外離脱も可能に!の画像2 画像は「Wikimedia Commons」より


5. アイソレーションタンク

 徐々に普及しているアイソレーションタンクは、人間の五感を奪うことで意識の変容を体験させるガジェットだ。タンクの中には人間が浮く塩分濃度の水が人肌の温度で満たされていて、中に入って密閉されることで感覚が遮断され、完全なリラックス状態になる。

 また深遠な静寂を感じることができ、深層意識にある意外な自分に接触できる機会にもなる。死後に肉体を離れる感覚を味わったと話す人もいるほどだ。

ドラッグを使わずトランス状態(変性意識)に至る方法6選! 潜在意識にアクセス、体外離脱も可能に!の画像3アイソレーションタンク 画像は「Wikipedia」より


6. ディクシャ(Diksha)

 ディクシャ(Diksha)とはサンスクリット語で「スピリチュアルな儀式への準備」、あるいは「自身を神へ捧げる」行為である。また宗教的に“見る”という意味でもある。具体的にはスピリチュアルマスターから弟子へのマンツーマンの教えのことである。

 マスターは弟子のカルマ(業)を取り除くことはできないのだが、意識レベルを高めることでカルマを“どかす”ことはできるとしている。

「ディクシャは“見る”ことであり、ディクシャを行なうことによって目標達成のためのパワーを得られます。ディクシャはスピリチュアルな修養の道に明かりを灯すものです。スピリチュアルなエネルギーと自分自身についての新たな発見をすることで、“内なる目”で物事を見ることができます。自身を内なる探求へ専心させるほどに、我々はより良く“見る”ことができます」(サラスワティ師)

 催眠や瞑想、そしてこのディクシャについては独学ではなかなか難しくハードルが高い方法かもしれないが、そのぶん意識の変容には効果がありそうだ。興味を持たれた向きはいろいろと試してみても良いのではないだろうか。


参考:「EWAO」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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