バンクシーの正体、ついに判明?描き終えたばかりの姿がバッチリ激写される!
ストリートアートの生ける伝説、世界最高の覆面グラフィティ・アーティスト、あのバンクシー(Banksy)の正体がついに判明したという驚きの一報が届けられた。なんと、グラフィティを描き終わった直後のバンクシーの姿がバッチリ写真に収められてしまったというのだ! 現在、(日本を除く)世界各国のメディアで驚きを持って報じられている問題の写真をご覧いただこうではないか。
石造りの建物の入口に立つ一人の男。深めにハットを被り、右手にはスプレー、左手にはステンシル(型紙)らしきプレート、周囲をしきりに気にする様子は、まさにライター(グラフィティを描く人間)そのものといった風情だ。そして、男の背後にある扉に描かれたグラフィティに注目してほしい。「Peace on Earth Terms and conditions apply(地球に平和を 規約と条件付)」――これは現在、バンクシーがオフィシャルサイトのトップページに配置している(国際情勢を鋭く皮肉った)最新作そのものではないか!
写真の場所は、パレスチナのヨルダン川西岸地区、ベツレヘムにあるカトリック礼拝堂「ミルク・グロット」周辺。撮影者は、たまたま現地を訪れていたイギリス人観光客、ジェイソン・ステリオスさん(24)だ。もっとも、彼自身は当初「名も無きグラフィティ野郎の姿を撮影した」程度にしか思っていなかったようだが、一週間後にたまたまバンクシーのオフィシャルサイトを閲覧してびっくり仰天、最新作を描き終えたばかりのバンクシーの姿を偶然撮影していたことがわかったというわけだ。
バンクシーの正体については、これまでさまざまな憶測が飛び交ってきた経緯がある。中でも最有力視されていたのは、イギリスの人気音楽ユニット「マッシヴ・アタック」の中心人物、ロバート・デル・ナジャ(通称:3D)。彼が世界各地をツアーで周ると、それを追いかけるようにバンクシーのグラフィティが出現することが判明しているほか、“ドラムンベースの帝王”と呼ばれる名DJのゴールディーが、ポッドキャスト番組の収録でうっかり“ロバート”の名を漏らしたこともあった。しかし、当の3D本人はバンクシー説を完全否定。結局真相は闇の中……だったところに登場した今回の写真。男の顔の輪郭や口元の特徴など、見れば見るほど3Dその人としか思えない。
やはりバンクシーの正体は3Dだったのか!? これほど決定的な証拠が押さえられてしまった以上、もはや3Dも言い逃れはできないかもしれないが、今後彼自身の口から真実が語られることはあるのか? 事態の成り行きに注目だ。
(編集部)
参考:「The Daily Mail」、「Banksy」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊バンクシーの正体、ついに判明?描き終えたばかりの姿がバッチリ激写される!のページです。3D、パレスチナ、グラフィティ、バンクシー、マッシヴ・アタック、ゴールディー、ベツレヘムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで