2018年やはり人類滅亡「死海文書」の予言が当たりすぎ!エルサレム問題からの第三次世界大戦は確定か!


 
■死海文書とトランプ、謎のシンクロ

 さて、ここで『死海文書』について簡単におさらいしておこう。

「死海文書」とは、1947年、死海のほとりにある洞窟から出土した古い巻物である。この巻物には、『旧約聖書』の写本やユダヤ教の預言などを記した文献が含まれていたため、キリスト教の秘密を解く重要な鍵として「20世紀考古学最大の発見」と言われてきた。

 今から2,000年以上前に作成された「死海文書」は、クムラン宗団によって作成されたものだと考えられている。

 クムラン宗団とは、禁欲的な厳しい修行をし、超人的パワーや、預言能力を持っていたと伝えられる古代ユダヤ王国のユダヤ教の一派で、キリスト教の先駆的な宗団だったと伝えられている。一説によると、イエス・キリストもこの一派の出身だったとか。彼らは異様なまでに終末への関心を持ち、メシア(救世主)を待ち望んでいた。

 そして紀元70年頃、ローマ帝国がユダヤの地に侵略することで、ユダヤ人が世界中に散らばる運命になると悟ったクムラン宗団は、死海文書を洞窟にこっそりと隠したのだった。それほど、「死海文書」は彼らにとって重要なものであった。なぜなら、そこには神から啓示された未来の予言が記されており、人類滅亡の時期についてもハッキリと書かれていたからである。

 では、滅亡の時はいつなのか?

 「死海文書」に含まれていたダニエル書にはこのような予言がある。
 
……エルサレムを建て直せという命令が出てから、メシアなるひとりの君が来るまで、7週と62週あることを知り、かつ悟りなさい。その間に、しかも不安な時代に、エルサレムは広場と街路とをもって、建て直されるでしょう……

 ユダヤ密教では「神の1週間を1年」と象徴することがある。すると、週を年と換算すれば、7年+62年=69年となる。1948年5月15日は、世界中に散らばっていたユダヤ人が中東にある大昔の祖国に帰って来たイスラエル建国の日。つまり、エルサレム建国から69年後の2017年にメシアが降臨したと考えられる。


■トランプはメシアなのか?

 2017年といえば、1月20日、ドナルド・トランプが第45代アメリカ合衆国大統領に就任した年だ。しかも、翌月の2月9日、クムラン周辺で『死海文書』を蔵す12番目の洞窟が約70年ぶりに見つかるという事件も起きた。

 トランプの大統領就任に続いて新たな『死海文書』の発見……この奇妙なシンクロが起きたのはやはり“2017年が節目だったから”と考えられる。

 つまり「エルサレムを立て直せという命令から69年後に現れたメシア」とは、トランプのことを指しているにほかならないのである。


■恐るべき第三神殿の建設計画と第三次世界大戦

2018年やはり人類滅亡「死海文書」の予言が当たりすぎ!エルサレム問題からの第三次世界大戦は確定か!の画像3画像は、第三神殿モデル「YouTube」より

 では次に何が起きるのだろうか。もう一度予言を記しておこう。

……エルサレムを建て直せという命令が出てから、メシアなるひとりの君が来るまで、7週と62週あることを知り、かつ悟りなさい。その間に、しかも不安な時代に、エルサレムは広場と街路とをもって、建て直されるでしょう……

 この「建て直される」という部分がポイントで、ここに該当するのが「第三神殿の建設」なのだ。

 古代エルサレムには、かつてユダヤ教の礼拝の中心となる栄華を誇ったソロモン王の第一神殿があった。だが、バビロンによってソロモン王の第一神殿は破壊され、そしてヘロデ大王が増改築した第二神殿はローマ帝国によって破壊された。度々破壊された神殿をもう一度建て直し、宗教儀式として要となる神殿“第三神殿”を再建することはユダヤ人の悲願なのだ。

2018年やはり人類滅亡「死海文書」の予言が当たりすぎ!エルサレム問題からの第三次世界大戦は確定か!の画像4画像は、岩のドーム「Wikipedia」より

 すでに現在、エルサレム旧市街地にある非政府組織「神殿研究所」では、第三神殿建設に向けて着々と準備が進められているのだが、建てようとしている場所はなんと“エルサレムのモリヤの丘”で、今はイスラム教の「岩のドーム」と呼ばれるモスクが建っている場所なのだ! つまり、第三神殿を作るためには、モスクを破壊しなければならず、もしそうなれば戦争は避けられない。

 ここまで的中してきた「死海文書の予言」がそのまま実行されれば、世界で“大戦争”が起きるのは間違いないのである。
 
 最後に…ダニエル書では「終末の予兆が始まってから70年後に世紀末の大破局が来る」と記されている。死海文書が発見された翌年1948年に、イスラエルが建国。それから数えて70年後の2018年には、いわゆる「人類滅亡ハルマゲドン」が起こるのではないだろうか。

 2017年にトランプが誕生し、2018年にエルサレムをめぐる混乱が第三次世界大戦を引き起こし、核戦争で人類が滅亡する…。絶対に当たってはならない予言が、今着々と現実化しようとしているのである。

文=白神じゅりこ

新感覚オカルト作家。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。

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