奇病! 他人の顔が“ドラゴン”に見える女 ― リアル「イグアナの娘」現象をオリバー・サックス博士が報告、レプティリアンとも関連?
他人の顔がドラゴンのように見える――そんな症状を訴えた女性がいた。精神科医にして作家の故オリバー・サックス氏らが高名な医学誌「The Lancet」に報告した奇妙な病気「Prosopometamorphopsia」とは? 今月25日の科学メディア「Science Alert」からお伝えする。
■人の顔がドラゴンに見える患者
2011年7月、オランダのデン・ハーグにある精神科の外来に一人の女性が訪れた。当時52歳だったこの女性患者は、精神科医に驚くべき話をし始めた。彼女は長い間、人間の顔がドラゴンか爬虫類のように変化してしまうという症状に悩み続けているのだという。
女性によると、見始めてしばらくは実際の顔が見えるのだという。だが、数分もすると顔色が黒ずみ、顔全体が長くなり、耳は尖り、鼻が突き出て、爬虫類の皮膚に変わり、巨大な目が黄色や緑や青や赤に輝くのだという。
この患者がドラゴンを見たのは他人の顔を見ているときだけではなかった。壁やコンセント、コンピュータのモニター、テレビなどにもドラゴンの顔が浮かび上がり、夜には暗闇を漂うたくさんのドラゴンの顔を見ていたという。
この症状は思春期の初期からひどくなり始め、彼女は孤立しがちでうつ状態になり、長年アルコール依存症に苦しんだという。学校を卒業した後は結婚し、娘を産み育てながら働いていたが、この症状のせいでしばしばコミュニケーションに問題が起き、ついに医師に助けを求めたのである。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊奇病! 他人の顔が“ドラゴン”に見える女 ― リアル「イグアナの娘」現象をオリバー・サックス博士が報告、レプティリアンとも関連?のページです。レプティリアン、脳、幻覚、顔認識などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング更新
- ・シンギュラリティは3カ月後!?
- ・イースター島で発見された“奇跡の薬”の"不都合な歴史”
- ・AIが84年前の謎を解明か ― “ホロコースト虐殺写真”の犯人がついに判明?
- ・脳内に“タイムマシン”を持つ少女、現る!
- ・恒星間天体3I/ATLASから“異常な量”の金属を検出、宇宙船説が再燃
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・ハリウッドに“AI女優”が登場!
- ・誰でも“時間を引き伸ばす”能力を持っている?科学が解き明かす「時間拡張体験」の謎
- ・鬼火(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)の正体、ついに解明か?
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・【戦慄の接近遭遇】埼玉・熊谷上空に現れた巨大な“赤い立方体”UFO! “謎の日焼け”で顔の皮が…
- ・プーチンお抱え科学者が予言「西側が殺人ウイルスを撒き、LGBTQ思想で人類を滅ぼす」
- ・シンギュラリティは3カ月後!?
- ・イースター島で発見された“奇跡の薬”の"不都合な歴史”
- ・AIが84年前の謎を解明か ― “ホロコースト虐殺写真”の犯人がついに判明?
- ・日本三大怨霊と“怨霊ライン”の謎
- ・脳内に“タイムマシン”を持つ少女、現る!
- ・「5万年前、月面に人類文明が存在した」― 失われた“超古代文明”
- ・恒星間天体3I/ATLASから“異常な量”の金属を検出、宇宙船説が再燃
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来