【禁忌】“人間の細胞”で作った培養肉はカニバリズムのタブーを打ち破る?
【禁忌】“人間の細胞”で作った培養肉はカニバリズムのタブーを打ち破る? リチャード・ドーキンスの問いに世界が激論!

未来の食肉と話題の培養肉・クリーンミート。市場での発売も間近と伝えられる中、Twitterで論争が巻き起こった。それは「人間の肉を培養したら、カニバリズムのタブーを破れるか?」というもの。英「Daily Mail」が今月14付で伝えている。
■人間のクリーンミート
「人肉を培養したらどうなる? 私たちはカニバリズムのタブーを克服できるだろうか?」
Twitterでそんな問いを発したのは、『利己的な遺伝子』の著者としても知られる高名な進化生物学者リチャード・ドーキンス氏である。ドーキンス氏は動物の筋肉細胞を数週間培養して作る未来の食肉・クリーンミートのニュースに触れ、同じテクノロジーで作った人肉は食肉として認められるかを問うたのである。
Tissue culture “clean meat” already in 2018? I’ve long been looking forward to this.https://t.co/p41NR3NEZn
— Richard Dawkins (@RichardDawkins) 2018年3月3日
What if human meat is grown? Could we overcome our taboo against cannibalism? An interesting test case for consequentialist morality versus “yuck reaction” absolutism.
トカナでもお伝えしたが、先日、一部企業が2018年中にクリーンミートを一般発売するというニュースが世界的な話題となった。クリーンミートは食中毒などのリスクが低く、その上、従来の畜産業より遥かにエネルギーや土地を使わずに済むという利点があるとされる。クリーンミートは増加する食肉需要を満たす上で重要なテクノロジーと考えられている。

ヴィーガンや菜食主義者の一部はクリーンミートの登場を歓迎している。彼らにとってクリーンミートは殺生を伴わない理想的な肉なのだ。では、この技術を用いて人間の筋肉を培養したら? 人肉食のタブーを我々は克服し、クリーン人肉を食肉だと認められるのだろうか?
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