5G電波による健康被害「生殖機能低下、脳機能変化…」科学者らが懸念! 世界の電磁波規制に遅れる日本!
海外の小学校ではタブレット端末持参を生徒に求める学校も多いが、タブレットは電源さえ入っていれば、インターネットに接続していなくても放射線を受け続けるという。健康に悪いなどなど言いながらも、授業はタブレットで行われているのだ。
この矛盾は、世界的にIT推進を掲げ、教育界もいったんその潮流に乗ったためタブレットで授業を行うことになり、その結果、児童も教師もその学校教育に慣れたタイミングで、今度は法規制が始まり、法に触れる行動から手を引っ込めざるを得なくなった……というドタバタ劇の顛末といえるだろう。ヨーロッパにおけるIT使用の現状は、まさに過渡期といえよう。
■最新IT技術・5Gの健康リスクは?
そんな世界の動きを尻目に、IT産業界はひたすら5Gの技術革新を目指している。
5Gとは、高速かつ大量のデータ送受信がこれまで以上に可能になるIT技術だが、密集している多数の端末と基地局が効率よく通信できるよう、ビームを分割多重して発射し、これまで使われていなかった高周波数帯であるミリ波帯を主に使い、多数のアンテナ素子を用いて電波を目的の方向に集中させる「ビームフォーミング」なるものだ。
その通信速度は従来の100倍。全てのインターネット接続装置を一まとめにつないでしまう、まさに、電磁波の集大成である。アメリカでは5Gの普及を目指し30万個のアンテナを新たに設置するという。
こうした中、IT産業のリーダー国であるアメリカでさえ、次第に眉をひそめるエンジニアたちが現れている。シリコンバレーのエンジニアから、行き過ぎたIT技術の蔓延による健康被害を守る活動家に転身したジェレミー・ジョンソン氏のTEDスピーチが、アメリカで話題を呼んでいる。
彼は人体が受ける電磁波を図で示しながら、「IT産業がここまで盛んではなかった時代、僕はこんなに頭痛持ちではなかった」、「電磁波にまみれた普通の生活を営み続け、健康を害した人たちを多く見てきた」などと述べている。
アメリカ・コロンビア大学で生理学の教壇に立つマーティン・ブランク博士は世界中の科学者たちと手を組み、5Gタワーの設置を抑制するよう、国連に働きかけている。電磁波と生殖機能、脳腫瘍発生リスクを懸念しているのだ。
世界の動きを尻目に、日本は今後、5Gに対してどのような姿勢で臨むのか? 国民の健康向上を目指すことが成熟国家か、IT推進を目指すことが成熟国家か? 難しい判断が迫られる。
参考:「Collective Evolution」ほか
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