オウム元幹部・上祐氏が「女性信者殺害現場目撃」の真相激白! 「山田ら」の実態、上祐毒殺計画、今後暴走の可能性も…!?
日本のみならず世界中を震撼させたオウム真理教による「地下鉄サリン事件」(1995年3月20日)から23年――。今月6日、元代表の麻原彰晃(本名:松本智津夫)を含むオウムの死刑囚7人の死刑が執行された。
今後、オウムの残党らが含まれる「アレフ」をはじめとする数々の後継団体が暴走する可能性はあるのか? たとえば古参信者である山田美沙子が統率する組織「山田らの集団」は、正式な組織名を含めて謎が多い組織だが、2018年3月に麻原生誕祭を行い、信者たちが「そそそそそそそ尊師、そそそそそそそ尊師、麻原尊師、麻原尊師」と大声でオウムソングを合唱していたことが判明している。やはり、麻原への絶対的帰依が抜けていないことは確かなようだ。そこで筆者は、今回の死刑執行と今後の見通しについて、かつてオウム真理教の外報部長として教団のスポークスマン的役割を果たし、現在は仏教哲学サークル「ひかりの輪」代表として精力的に活動する上祐史浩氏にインタビューを敢行した。
●2017年11月配信の上祐氏インタビューはコチラ!(前編・中編・後編)
――よろしくお願いいたします。まずは今回の死刑執行について、感想をお聞かせ下さい。
上祐史浩氏(以下、上祐) 麻原から離反して11年が経ちますが、一つの節目を迎えて緊張が緩んだという感じですね。今後、オウム事件に関してさらに新たな情報が明るみになっていくことを期待します。
――「アレフ」や「山田ら」などの後継団体が暴走する可能性はありますか?
上祐 可能性は低いと思います。アレフの現状を説明すると、組織の外から麻原の妻(松本明香里)によって実質的に支配されているといわれており、その妻と共に暮らしているのが、今後“二代目教祖”となる可能性があるといわれる麻原の次男です。
数年前から、三女アーチャリー(本名:松本麗華)らは、次男を後継教祖にしたい麻原の妻と対立しており、この三女がアレフを離れる理由になったといわれています。その際、三女とともに多くの信者が脱会しており、その一部こそ当局が「山田ら」と呼ぶ集団なのです。組織としては、アレフの金沢支部だったものが離脱・独立した形です。
三女アーチャリーは、現在「山田ら」に関与していないと主張しています。次男が教祖になることを否定した三女に共鳴する人たちには、“教祖は麻原だけ”という考えが強いと聞いています。山田は、もう高齢ですが、以前から麻原信仰が固い人でした。しかし、アレフにしても「山田ら」にしても、オウム時代のように、教団を暴走させる力はないと思います。
――麻原彰晃の遺骨の“行き先”についてお尋ねします。四女の手にわたる可能性が高いとか。この四女はオウムの教義で「麻原が完全に解脱した後に生まれた子ども」とされ、特別な存在のようですね? 「女性自身」が行った三女アーチャリーへのインタビューでは、これから遺骨が神格化される可能性もあるという見解が示されていました。争奪戦が起きる可能性はありますか?
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2024.10.02 20:00心霊オウム元幹部・上祐氏が「女性信者殺害現場目撃」の真相激白! 「山田ら」の実態、上祐毒殺計画、今後暴走の可能性も…!?のページです。オウム真理教、スパイ、死刑、殺人事件、アレフ、麻原彰晃、散骨、ひかりの輪、上祐史浩、山田らの集団などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで