汚染水のせいで男たちのペニスが変形中! 飲料水や歯磨き粉にも危険物質…マイクロプラスチック問題が深刻!

汚染水のせいで男たちのペニスが変形中! 飲料水や歯磨き粉にも危険物質…マイクロプラスチック問題が深刻!の画像2 「news.com.au」の記事より


■待ったなしのマイクロプラスチック問題

 尿道下裂を含む先天性形成不全の原因になっているのは、プラスチック製品のポリカーボネートやエポキシ樹脂などの原料であるBPA(ビスフェノールA)と、主に飲料向けの防腐剤として使用されているパラベン(パラオキシ安息香酸エステル)である。パラペンは飲料のほかにも歯磨きペーストにも含まれている。また除草剤に使われるアトラジン(atrazine)も胎児にダメージを与えることが確かめられた。

 研究チームはこれらの化学物質を妊娠したマウスの飲料水に添加したところ、出生児が尿道下裂を伴って生まれてくる割合が急激に高まったことを確認した。そして代を重ねるごとに発症率が高まったことを研究者は指摘している。

 彼らはこれらの結果を、1950年代から2世代にわたってこれらの化学物質に暴露されたヒトの男性と比較したところ、マウスと同様の結果が導き出された。

「これら化学物質の暴露は、男性にとって生殖問題の最優先課題です」とパスク准教授は、豪紙「Sydney Morning Herald」に話している。

「誰もこの件について話すのをためらっています。多くの場合、両親は自分の子どもに彼らの症状を伝えることに二の足を踏んでいます。もちろん手術で修復できますが、慣れている医師が少ないため外科手術は時として失敗をします。私たちはこれが環境問題に由来するものであることを知っています」(アンドリュー・パスク准教授)

汚染水のせいで男たちのペニスが変形中! 飲料水や歯磨き粉にも危険物質…マイクロプラスチック問題が深刻!の画像3 「news.com.au」の記事より

 マイクロプラスチックによる水の汚染が続くほどに“変形ペニス”のリスクが高まることになる。海外では外食産業でプラ製ストローを廃止する動きが高まりを見せていることからもわかるように、マイクロプラスチック問題は“待ったなし”の事態を迎えているようだ。
(文=仲田しんじ)

参考:「Express」、「news.com.au」ほか

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