一目見るだけで「自閉症」か診断できる錯視動画がスゴイ! 脳のクセが瞳孔に発現、潜在的な自閉症の診断にも効果的!

 自閉症スペクトラム障害(ASD)の診断に役立つ錯視動画が開発されたという。正確な診断の難しい小さな子どもにも有効といい、症状を引き起こしている脳の異変を解明する手がかりになる可能性もあるそうだ。今月13日付の英「Daily Mail」が報じている。

一目見るだけで「自閉症」か診断できる錯視動画がスゴイ! 脳のクセが瞳孔に発現、潜在的な自閉症の診断にも効果的! の画像1画像は「Science Alert」より引用


■錯視を見て診断

 ASDは他者とのコミュニケーションや人間関係を築くことが苦手で、興味の対象が狭かったり同じ動作や行動パターンを繰り返したりといった症状が見られる。『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版によれば、かつての自閉性障害やアスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害などを含んでおり、種類や重症度の幅広い症候群であるとされる。

 ASDの診断は特にボーダーライン上の人々や小さな子どもで難しいとされるのだが、その診断を手助けする錯視画像を、アメリカ・ロチェスター大学の研究者らが今年3月にオンラインジャーナル「eLIFE」に発表した。

 それは白いドットと黒いドットが左右に移動するだけの単純な動画なのだが、それをどのように解釈したか、また動画を見ている時の目の様子からASDか否かを簡単に診断できるのだという。

動画は「YouTube」より引用

 診断のポイントの一つは、右から左へとスライドする白いドットと左から右へと移動する黒いドットの二つの層をどう解釈するかである。白と黒のドットが円筒状にくるくると回転しているように見える場合と、白と黒のドットが二層に分かれて独立して移動しているように見える場合とがある。ASDの可能性があるのは後者の方だ。

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