萩原聖人とサイキック芸人・キックの“超対談企画”で名言誕生! 萩原「この世は●●されてなんぼです」
――えっ、それはどうして生霊がついているという話になったんですか?
萩原:なんか具合が悪いなぁ、なんでだろうなあ、みたいなことがあったときに、「これってもしかしたら生霊ですかね?」みたいな。生霊って思っていなくても飛んじゃうことがあるらしいじゃないですか。
キック:そうですね、相手のことが好きでも飛んだりしますからね。
萩原:それでキックさんのアドバイスを聞いて、粗塩で体を清めたり、複雑な模様の柄の服を着たりしてました。
キック:サイキックトリートメントを。
――サイキックトリートメント!
萩原:正直言うと、ちょっと馬鹿にしてるようなところもありますけど、でも、馬鹿にしている部分も含めて愛してるっていうか。
キック:(照れて)僕の話はもういいですよ。萩原さんって芸歴で言うともう……。
萩原:今年で32年ですね。
キック:この浮き沈みの激しい世界で32年ってすごいですよね。
萩原:そうですね。割とピュアに生きてきて、この仕事に関しては「もうやめたい」とか「やらなきゃ良かった」とか思ったことはないから、ツイてるのかもしれないですね。
キック:以前、萩原さんに「この世界は惚れられてなんぼだから、ちゃんと人に惚れられるのが大事だ」って言っていただいたことがあって。すごくいい言葉を頂いたなって思ったんです。惚れられてなんぼの世界なのに、僕なんかは他人からどういうふうに見られているのかってことをあんまり考えないときがあるので。
「ちゃんといい印象でいれたのかな」とか、「好きになってもらえたかな」とかっていうことを考えるのが大事なのかなって。萩原さんはそういう感覚があるから、麻雀をするにもただ勝てばいいとかじゃなくて「魅せる麻雀」って言うわけですよね。
萩原:そうですよね。自分のお芝居、パフォーマンスに惚れてもらえるか、自分が打つ麻雀に惚れてもらえるかっていうのは、一緒に仕事をする近い距離感の人たちに対しても言えることで。監督に惚れてもらえるか、相手役に惚れてもらえるか、メイクさん、カメラマン、そういう人たちに惚れてもらえるか。それによって自分の可能性が広げてもらえると思うんです。自分一人では無理なことっていうのはいっぱいあるから。ただ、惚れてもらうために何をするかっていうことが分からないじゃないですか。
――どうすればいいんですか?
萩原:……どうすればいいんですかね。自分が何をしてきたのかは分からないですけど、惚れてくれてるんだろうなって感じる人は周りにいるので。でも、たぶんその人たちは「お前のここに惚れたんだよ」とは言わない気がするんですよね。分からないんじゃないかな。それは相性とかもあるでしょうし、前世のこととかもあるんじゃないですかね。何も悪いことをされていないのに「こいつ嫌い」みたいな人がいると、「そういうのなのかな」って思っちゃったりするし。
キック:もともと持ってる気質の相性っていうのはあって。占いでも「相生・相剋」と言って、相性がいい人と悪い人っていうのは何かしら出てくるっていうのはあると思います。前世で憎み合っていた人が一緒になったりすることもあるっていうから、そこは分からないんですよね。逆になって出てくることもあるらしくて。
萩原:前世が見えるという人に見てもらったときに、僕は武士だって言われたんですよね。で、人の手とかを斬っていた人らしいです。だから、「あなたは絶対両手に怪我をしてるはずだ」って言われたんですよ。まさにそうだったんですよね。舞台の本番中に真っ暗な中で本身のナイフでビニールシートを切るシーンがあって、それで左手を切っちゃったんですよ。あと、右手も撮影中に喧嘩のシーンでカメラを思い切り殴って切っちゃったことがあるんですよね。
「そういえば両手とも怪我をしたことがあります」って言ったら、「じゃあこれから怪我をすることはないから大丈夫」みたいなことを言われました。
キック:やっぱり前世が激しいんですね。
萩原:どうなんですかね? 最近は他人に対しても「死ねばいいのに」とかは思わないようにしてますけどね。
キック:強い人が念じると実際に起きちゃうっていうことがありそうですもんね。僕も本当に嫌いな人とかに念じると、その人が風邪をひいたりすることがあるんですよ。37.5度くらいの熱が出たりして。ちなみに僕は、前世が郵便局員って言われたことがあります。だからいまだに郵便局に行くと憂鬱になります。
――厳しい仕事だったんですかね?
キック:いや、他人にいろいろなものを届けているけれど、自分は同じところにずっといるじゃないですか。それが嫌だったから、今回の人生では動き回りたくて仕方ないらしいんですよ。だから、同じところで同じ時間にずっと働いたりするのが苦手なんです。
――確かに、キックさんはもともとサラリーマンだったけど、そこでストレスを抱えて会社を辞めて、芸人に転向したんですよね。
萩原:それは、そうやって導かれていたっていうことなんでしょうね。
●プロフィール 萩原聖人
TVドラマ『はいすくーる落書2』(90年/TBS)で人気を博し、映画『学校』(93年)、『月はどっちに出ている』(93年)などで映画賞を多数受賞。『マークスの山』(95年)、『CURE』(97年)で日本アカデミー賞優秀助演男優賞他を受賞。近年の主な出演作品に【舞台】『魔術』(16年)、『百年の秘密』(18年)【映画】『きみの鳥はうたえる』(18年/三宅唱監督)、『こんな夜更けにババナかよ』(18年冬公開予定)【TVドラマ】『みをつくし料理帖』(17年/NHK)、『復讐捜査』(18年/EX/主演)など。また、俳優業の傍ら麻雀の腕も磨き、フジテレビの麻雀バラエティ番組「THEわれめDEポン」では13回優勝。芸能界最強の腕前と言わ続け、2018年に日本プロ麻雀連盟に加盟した。
<告知> 8月から9月にかけて、伊坂幸太郎の小説が原作の舞台『死神の精度~7 Days Judgement』が、東京、岡山、愛知、兵庫、山形、宮城、岩手で上演される。 『死神の精度 ~7 Days Judgement』の詳しい情報はコチラ→https://twitter.com/7days2018
●プロフィール キック
1979年11月13日生まれ東京都出身。2005年デビュー。ムエタイ漫談のネタでNTV『エンタの神様』等に出演。近年ではサイキック芸人としてバラエティ番組に出演中。趣味は、オカルト研究、夢日記をつける、温泉巡り(温泉ソムリエの資格あり)野球、ゴルフ、空手、キックボクシング、食べ歩き。特技は、ハイテンションタロット占い、ダウジング、負けないじゃんけん!
<告知>8月8日(水)より、Amebaが運営する知識や特技などのスキルを商品化して販売するプラットフォーム「REQU(リキュー)」にて、『サイキック芸人』キックの占いが販売開始!ユーザーの悩みに対して「タロット」「風水」「数秘術」を駆使してアドバイス! 普段は「ハインションタロット占い」で占いをネタにしてテレビに出演していますが、テレビでは見せない『ガチ占い』が、口コミで広まって、今回「REQU」で商品となった!「キックさんの占い、マジで結構当たるんです」(トカナ編集部より)
・「REQU」 → https://letter.requ.ameba.jp/ 『サイキック芸人キックの占い』
【レギュラー番組】
エンタメ〜テレ「超ムーの世界シリーズ」
Youtubeチャンネル「キックのすべて」
ニコジョッキー「キックのサイキックチャンネル」
【ブログ】→http://ameblo.jp/kickhoshi/
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2024.10.02 20:00心霊萩原聖人とサイキック芸人・キックの“超対談企画”で名言誕生! 萩原「この世は●●されてなんぼです」のページです。サイキック、キック、ラリー遠田、運、テレパシー、麻雀、Mリーグ、萩原聖人などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで