脳の6分の1を失った少年が奇跡の回復、能力向上も!
脳の6分の1を失った少年が奇跡の回復! むしろ能力向上… 神経回路に起きた信じられない変化とは!?
人体は神秘に満ちている。米オルタナティブニュースサイト「Mysterious Universe」(8月6日付)は、脳の一部を切除された少年が、術後に正常な認知機能を取り戻したばかりか、平均レベル以上の読解力も維持しているという驚異を伝えている。
■脳の6分の1を切り取る大手術
医学論文の中で「U.D.君」と呼ばれる少年は、4歳のときに深刻なてんかん発作が始まり、その後悪化の一途をたどっていた。薬物をはじめとするあらゆる治療が役に立たず、とうとう、とてつもなくドラスティックな外科手術以外、残された道がない状況となってしまった。
彼の両親は、当時まだ7歳にもなっていなかった息子の命を救うため、苦渋の決断をすることに――側頭葉切除だ。右脳の3分の1、つまり脳の6分の1を切り取る大手術に踏み切った。

手術は成功し、発作は消えた。ただ、U.D.君の左側の視野には盲点ができてしまった。とはいえ、それ以外の手術による影響はなく、最悪を回避できて、めでたし、めでたし――と思いきや、後日談があった。
手術から4年たった今、神経科学者たちを驚かせる事実が明らかになったのだ。もうじき11歳になるU.D.君は相変わらず視野の左半分が見えていない。にもかかわらず、彼はすっかり元のヴィジョンを取り戻したという。一体、どういうことか?

実は、脳がダメージを受けても「神経可塑性」という働きによって、脳内で失われた領域の機能を、別の領域が補うことがあるそうだ。人間の脳は生きていく上で、できるだけ快適な状態になるよう、あらゆる情報を調節していく。
左右の目の見え方が違う場合も、脳に入る時点で映像を作り変え合成(融像)するため、両目でみると全く気にならなくなる現象が知られている。
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