人類“水中移住”のための人工エラ「AMPHIBIO」がカッコ良すぎる! 3Dプリンターで簡単に… 海面上昇への究極アンサー(最新研究)

■水生昆虫にインスパイアされた技術

「AMPHIBIO」の技術は皮膚の表面を覆い、水をはじく極小の体毛に閉じ込められた空気を維持することで水の中でも生きてゆける水生昆虫にインスパイアされたものだ。

 亀井さんいわく、人工エラを使った人間が水中で効果的に酸素を取り込むには最低でも32平方メートルもの表面積が必要で、現在は水槽内のみで機能する人工エラについて、この先さらなる実験を計画している段階とのこと。

 ただ、近い将来には、このエラを装着して水に入れば、酸素ボンベを使うスキューバダイビングよりは短時間であるものの、素潜りよりは長い時間水の中にとどまることができるようになると亀井さんは考えている。

人類水中移住のための人工エラ「AMPHIBIO」がカッコ良すぎる! 3Dプリンターで簡単に… 海面上昇への究極アンサー(最新研究)の画像3水槽の中でのデモンストレーション。ムニュムニュと動く様子が不思議だ 画像は「YouTube」より

 2100年までに平均気温が3.2度上昇すると予測する説があるが、その説によれば気温の上昇は海面レベルの上昇をも深刻なものにするだろうといわれており、世界人口の30%以上の人と沿岸地域の都市が海に沈む、もしくは大きな影響を受けるという声もある。人工エラが完成すれば、これらの状況下でも人間は生き延びることが可能になるかもしれないのだ。

 これまでにも温暖化や海面水位の上昇に関連してさまざまな意見が交わされてきたが、いつか本当に水の中に住むことが可能になった場合、海洋汚染や海洋生物との共存、また私たち人類の呼吸器官や皮膚なども変化し、新たな研究対象になるのだろうか。

 いろいろな意見はあると思うが、人工エラを装着して海底探検する自分を想像したらワクワクせずにはいられない。皆さんはどのように感じるだろうか。
(文=清水ミロ)

 

Scientists determine four personality types based on new data 動画は「YouTube」より


参考:「Daily Mail」、「Forbes Japan」、ほか

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