死者を蘇らせる「緑色レーザー光線」爆誕か! “死の逆転”を実証、ついに「リアニマ・プロジェクト」開始へ!
■6週間に及ぶ“治療”の内容は?
非無作為化された概念実証(proof of concept)と定義されたプロジェクトの第一段階では、投薬と神経への刺激、そしてレーザー療法によって脳死状態から回復できる可能性を探るものになる。
チームはまた、これらの療法が頭蓋骨と脳の表面との間の髄膜の変化に通じる影響を与えるかどうかにも注目している。具体的には患者の脈拍、血中酸素飽和度、血圧、呼吸を常にモニターした状態で“治療”を行うのだ。各種の“治療”は以下の通りだ。
・ ペプチド類を患者の脊髄に毎日注入する。
・ 週に2回、脳に幹細胞を注入する。
・ 自然治癒能力を高める経頭蓋レーザー療法を行う。
・ 上腕部の正中神経(median nerve)を電気的に刺激する。
「このような複雑な“治療”に取り組むため、重度の意識障害の患者の中枢神経系を刺激するために通常使用される既存の医療機器と、こうした生物学的再生医療ツールを組み合わせて用います」(イラ・パスター博士)
こうした“治療”がアヌパム病院で6週間にわたって行われ、その後数カ月間、何らかの変化がないかモニターが続けられるということだ。ちなみに、経頭蓋レーザー療法では緑色のレーザーが照射されるということである。
プロジェクトチームは開始後2、3カ月以内に患者の脳と身体に何からの変化が起きることを期待しているということだ。はたしてリアニマ・プロジェクトの第1フェイズでどのような発見がもたらされるのか、いやがうえにも期待が高まるだろう。
またこのプロジェクトで新たに得られる知見は、重度の意識障害の治療法の開発や、アルツハイマー病やパーキンソン病の治療への道を拓くものにもなることを同社の創立者で社長のセルゲイ・パビリアン氏は言及している。脳死者を生き返らせるリアニマ・プロジェクトの進捗状況について今後も注目していきたい。
(文=仲田しんじ)
参考:「Collective Evolution」、ほか
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