ペット販売の“ドス黒い闇”を捉えた「激ヤバ証拠写真」を大量入手! 動物虐待バレバレの様子に怒り… もはや犬猫を飼うことは悪!
ヤブキレン 販売イベントには、地元で店舗を持っている業者はほとんど参加しません。どこか他の地域から、イベント用に動物たちを連れて来ては売りさばき、また次の会場へと移動して……と繰り返すのです。そのメリットは、先述のペットオークションで売れ残り、ダダ同然で仕入れた個体を高値で販売できること、それに尽きます。
オークションで売れ残った個体には、伝染病に感染している子も含まれていますが、もし地元に実店舗を持っている業者が病気の子を(そうと知りながら)販売した場合、大きなトラブルになりますよね。しかし、移動販売の業者から購入した場合、まず不測の事態でも電話かメールでしか業者と連絡が取れません。そして連絡が取れても、「交換しますから送ってください」となる。それを聞いた購入者は「送り返しても死んでしまうかもしれないし、殺されてしまうかもしれない」と考えますし、すでに情も移っているため、自分でどうにかしようと病院に連れて行く。しかし、それでも死亡してしまった――そんな相談が後を絶ちません。
つまり、移動販売業者にしてみれば、売れ残りをタダ同然で仕入れて高額で売り払い、アフターケアもしなくて済むわけです。この構造に目を付ける心ない業者がいてもまったく不思議ではないでしょう。とにかく移動販売業者の動物の扱いは酷いことが多く、どう見ても未熟です。それに、生後1カ月未満と思われる子どもを平気で販売したり、トラックの長距離移動中に死なせたり、病気のペットをそのまま放置したりする事もあります。
■動物愛護の究極アンサー
――怒りがこみ上げてくる話です。では、移動販売から購入せず、しっかりとしたペットショップから購入することが重要なのですか?
ヤブキレン 違います。移動販売であれ、店舗がある地元のペットショップであれ、(供給元となっている)繁殖業者がやっている事はみんな同じなのです(前編を参照)。「ブリーディングスタンダード」に合わない個体や、繁殖出来なくなった個体、生まれながらに障害があった個体などは、ほとんどが闇で殺されています。
みなさんよくご存知の行政による殺処分は“表の殺害”ですが、表に出ない裏側では、さらに多くの個体が無慈悲に殺されています。動物を「売買する」という社会である限り、この現実はずっと続きます。ですから、動物をどうしても飼いたいという方は、最寄りの保健所や動物愛護センターなどに行き、殺処分を待つ身となってしまっている子を保護して飼育してください。そして、行政による殺処分がゼロになったら、もう保護すべき対象がなくなったわけですから、
動 物 を 飼 い た い と い う 欲 を 捨 て て く だ さ い !!
飼いたいという人がいる限り、“裏の殺害”は永遠に無くならず、不幸な動物が増え続けるのです。
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2024.10.02 20:00心霊ペット販売の“ドス黒い闇”を捉えた「激ヤバ証拠写真」を大量入手! 動物虐待バレバレの様子に怒り… もはや犬猫を飼うことは悪!のページです。猫、犬、暴力団、オークション、NGO、動物虐待、生態系、動物愛護法、ペットショップ、ヤブキレンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで