幻覚剤なしでサイケデリック体験する「シャーマン式」方法! 第六感が研ぎ澄まされ“非物理的なもの”が感じ取れる…!

 20世紀半ば、イギリスの小説家オルダス・ハクスリーは、幻覚剤を使ったサイケデリック体験を通して人間の知覚の可能性と芸術の意味について考察、著書『知覚の扉』にまとめ、精神世界ブームを巻き起こした。サイケデリックな幻覚は人々に精神の拡張や認識の変化をもたらすことから、古くから宗教儀式などで効果的に用いられてきたのだが、現代では幻覚剤の多くが法律で規制され、我々が体験することは難しくなっている。だが、幻覚剤なしでも知覚の扉を開く方法はあるという。オルタナティブメディア「Collective Evolution」が伝えている。

1810doors-1.jpg画像は「Collective Evolution」より引用


■知覚の扉を開ける鍵

 記事によると、知覚の扉とは、外部からの情報をフィルタリングする脳や中枢神経系、そして身体と非身体の両方の感覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚を含んだものだという。「自己」と「非自己」の違いを見分けている感覚のゲートである。全ての物事に「生」を感じ、世界が明るく輝いたものに見える特有の感覚は、「扉」を開けたことによる意識や認識の変化によるものだ。精神病の一部ではこのゲートが適切に働いていない場合があり、その刺激による過負荷が生じているという。

 だが、かつてサイケデリックな幻覚を使いこなしていたシャーマンらは、幻覚剤なしでその扉を制御し、開け閉めする方法を知っていた。扉を開け閉めする「鍵」は我々自身にあり、意識を変えることは薬なしでも可能なのだ。そしてその能力を開花させるのは「催眠と瞑想」であるという。

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