ハーバード大の研究者3人「人類の起源は宇宙」ガチ推し論文発表! パンスペルミア説が常識に…我々は宇宙からの移民だった!
天の川銀河にある恒星の約半分は対になる恒星を持つ連星だという。連星の間ではひっきりなしに重力場が変化するため、小惑星、彗星、月や惑星そのものさえも深宇宙へ飛ばすことができるそうだ。
研究者らがこうした条件を細かく計算したところ、宇宙には連星によって宇宙空間に飛ばされた多くの天体が存在することが分かった。オウムアムアもそうした天体の1つであり、もしかしたら数百万光年先から飛ばされてきた可能性もある。
今回、オウムアムアは地球に落ちなかったが、研究者らによると、数百万光年先からやって来た天体にバクテリアなどの微生物が付着している可能性は十分あるとのことだ。実際にそれだけの期間を冬眠状態で過ごすことができる微生物も存在するという。
「将来的には地球に接近する太陽系外小惑星に降り立ち、そこで生命を発見できるかもしれません。生命の証拠が見つかれば、我々のパンスペルミア説はより説得力を持つことでしょう」(ローブ教授)
ただ、あくまで今回の研究ではその可能性が指摘されただけであり、実証されたわけではない。とはいえ、人種、出自、血統が重視されがちな人間社会において、宇宙規模の視点を与えてくれるパンスペルミア説は魅力的である。我々は皆、宇宙を漂ってきた一片の星屑に過ぎないのかもしれない。そう思えば、人種や血統など取るに足らないものだろう。
(編集部)
参考:「SFGATE」、「The Crimson」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ハーバード大の研究者3人「人類の起源は宇宙」ガチ推し論文発表! パンスペルミア説が常識に…我々は宇宙からの移民だった!のページです。微生物、バクテリア、銀河、ハーバード大学、パンスペルミア、オウムアムアなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで