2018年最高の「錯視動画」10選(前編)! 脳が完全に痺れまくる激ヤバ作品ばかり… 日本人が最優秀賞を受賞!
・ 入賞:Once Upon A Time
「Once Upon A Time」と題される童話に登場するキャラクターと見開いた絵本を使った錯視は、相対運動に関する物理現象を利用して作られたものだ。この作品は、英リバプール大学のマルコ・ベルタミニ氏とマンチェスター大学のアンドリュー・アーヴィング氏によって制作された。
「物がどのように動いているか、私たちはどんな方法で知っているのか?」と研究者はまず質問する。実際のところ、人は物体の動きを他の物体と比べて見ているだけなのだと、彼らは説明する。そのため、物体が同じ動きをしていても、違う見え方が存在する。つまり私たちが見ている全ての動きは、相対的なものだとアーヴィング氏とベルタミニ氏は断言する。
これは、知覚心理学における物理学的アプローチの好例といえる。ビデオ内の童話の主人公たちの動きは、実際は同じ円の上を周っているに過ぎないのだが、背景の本の動きに影響され、私たちの脳はそれを異なった動きととらえてしまうらしい。後編では2018年の“ベスト3”を含め、さらに興味深い錯視動画を紹介したい。
(文=三橋ココ)
※ 後編はコチラ(21日9時に配信予定!)
参考:「Daily Mail」、ほか
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