韓国軍レーダー照射は対日戦争の準備行為、軍事研究家が指摘! 隠密裏に韓国軍が行った対日本“特殊訓練”とは!?
――軍事研究家・塩原逸郎が緊急寄稿
2018年12月20日、日本海における日本の排他的経済水域(EEZ)に当たる海域で、海上自衛隊のP-1哨戒機に対し、韓国海軍駆逐艦「広開土大王」から複数回・数分間に渡る火器管制レーダーの照射があった。
火器管制レーダーは、攻撃前に目標の位置を精密に測定する際に使用するものである。今回の事案は、言うなれば安全装置を解除した銃を向けられたようなものだ。韓国側は、遭難した北朝鮮漁船の捜索の為に使用したと弁明をしているが、そうした捜索は対水上レーダーで行うのが通常である。火器管制レーダーを作動させる必要性は全くない。
更に、防衛省が公表した当該艦の写真を見るに、韓国海軍所属であると示す海軍旗・軍艦旗の類が掲揚されていない。通常、軍艦は航行中にそうした旗を掲揚するものだ。これは、所属を隠匿し隠密裏に行動する意図があったと思われる。
今回の一件は、明らかに異常な事態である。
所属を隠匿し、隠密裏に航行する軍艦からの複数回のレーダー照射。これを筆者はP-1を追い払う意図で行われたと分析する。執拗な火器管制レーダーの照射を受ければ警報装置が作動し、P-1は回避行動を余儀なくされるからだ。
ではなぜ追い払おうとしたのか? 実は、駆逐艦「広開土大王」の真下の海中に、韓国海軍が日本に探知されたくないものが潜んでいたのだ。
それが、「水中特殊工作員(特殊部隊)投入用の潜水艦」である。韓国海軍は特殊部隊UDT/SEALを有する。この部隊は、質的には米海軍の特殊部隊SEALsに匹敵する精鋭部隊だ。2011年には、ソマリア沖で海賊に乗っ取られたタンカーの奪還作戦に従事し、人質と自部隊に一切の損害を出さない、完璧な成功を収めている。レーダー照射があった際、韓国海軍は隠密裏に当該海域で、この精鋭部隊の訓練を行なっていたのである。レーダー照射を行なった駆逐艦「広開土大王」は、訓練の支援と露払いに当たっていたのだ。
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