中国の「月の裏側」調査に“トンでもない秘密計画”が存在か! 米大教授ガチ警告「真の狙いは…」月の人工物も!?
今月3日早朝、中国の月面探査機「嫦娥4号」が、世界で初めて月面の裏に到達した。その目的は月の鉱物資源や環境の観測と言われているが、実はその裏にとんでもない秘密の計画が隠されていることが分かった。
中国紙「South China Morning Post」(1月6日付)は、まず米・ノートルダム大学教授の月専門家クリーブ・ニール氏の言葉を引用している。
「中国は数十年先を考えている。一方、アメリカは大統領任期で考えている」
昨年、中国は衛星の打ち上げ数で初めてアメリカを上回った。中国が宇宙競争に本気で乗り出していることは方々で報じられているが、今回の月面計画の真の狙いは何だろうか?
それは、惑星間飛行のための燃料を探す目的である。
月で最も豊富にある物質はヘリウム3である。ヘリウム3は地球よりも月面に多く存在し、岩石からヘリウム3を採掘する研究も行われてきた。中国が目をつけているのもこのヘリウム3であるという。
というのも、ヘリウム3のような非放射性同位体(安定していて崩壊しない同位体)は、次世代宇宙船の燃料として利用できるからだ。
Xプライズ創設者の実業家ピーター・ダイアマンディス氏は、月面で燃料を獲得することの重要性を巧みな比喩で次のように語っている。
「ニューヨークからロスアンゼルスまで給油せずにドライブすることを考えてみてください。もし宇宙空間で燃料を手に入れることができれば、コストの削減になります」
つまり、宇宙探査を有利に進める上で月の燃料は大いに役に立つということだ。それに加え、地球上で大量の燃料を搭載する必要がないため、コストの削減にも繋がる。
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