【JOC竹田会長・五輪汚職疑惑・起訴】ブラジル検察はとっくに「クロ」と結論!
【JOC竹田会長・五輪汚職疑惑・起訴】ブラジル検察はとっくに「クロ」と結論! 英紙は“裏金の詳細”報道も、スルーする日本のマスコミ恥!
■英高級紙の独自取材で裏金の存在が確定
そんな中、今月13日、英紙「The Guaridian」が、遂に裏金の存在を裏付ける証拠が明らかになったと報道。なんと、パパマッサタ・ディアック氏がリオ五輪と東京五輪の招致キャンペーンの数日後に、高価な時計と宝石を購入していたというのだ。
「The Guardian」によると、ブラジル連邦検察局は、今回のフランス検察局の調査に基づき、ひとつの結論を出したという。それは、「IOCに影響力のあったラミーヌ・ディラック氏の支援と投票を買収する意図」を持ち、リオ五輪と東京五輪において息子であるパパマッサタ氏に裏金が支払われたというものだ。具体的な購入履歴は以下の通りだ。
●ブラジル連邦検察局の結論「東京五輪」
2013年、東京五輪招致委員会による2度目の支払い後、「ブラック・タイディングス」社が保有するスタンダード・チャータード銀行の口座から、パリの会社へパパマッサタ氏の宝石やラグジュアリーグッズの支払いとして85000ポンド(約1300万円)が送られていた。
●ブラジル連邦検察局の結論「リオ五輪」
リオ五輪開催が決定した2009年10月2日の前後、2009年~2010年の間に、フランス、カタールの店舗、モナコとニューヨークのオフショアカンパニーに、パパマッサタ氏自身がコントロールしていると見られる複数の口座から65000~300000ポンド(約1000万円~4500万円)の支払いが8回行われていた
そして、開催地がリオに決定した当日には、パパマッサタ氏と関わりのある「パモジ・コンサルタンシー」社からパリの宝石店に78000ドル(約8700万円)の支払いがあった。
これまでパパマッサタ氏は、自身に向けられた疑いは「スポーツ史上最大の嘘」であるとして関与を全て否定、今回の疑惑に対しては返答すらないとのことだが、今後の展開次第では、東京オリンピック開催も危ぶまれる。
そして、もう1つの大きな問題は、今回の件を日本のマスメディアからではなく「海外のメディア」の報道により知ったことだろう。思想家の内田樹氏が自身のブログで述べているように、このことは「日本の社会制度がほんとうに土台から腐ってきている」兆候なのかもしれない。
(編集部)
参考:「The Guardian」、ほか
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