腰痛を治すため「自分の精液を1年半腕に注射」し続けた男! 腕パンパン、精液あふれ…医者驚愕
アイルランド・ダブリンの病院に訪れた男性が行っていた“治療”が、そのあまりの異様さに話題をさらっている。腰痛に苦しんでいた男性は、腕に自らの精液を注射していたというのである。今月16日の英「Daily Mail」が報じた。
■慢性の腰痛を治療するために……
問題の匿名男性(33)は、ひどい腰の痛みを訴えてダブリンの病院を受診したという。男性は慢性的な腰痛を抱えていたが、数日前に重い物を持ち上げてから病状がひどくなり、病院に駆け込んだということだ。医師は男性を診察中、彼の腕もパンパンに赤く腫れていることに気がついた。医師が尋ねると男性は、「自分の精液を注射していた」と驚くべきことを口にしたのである。
男性は18カ月ほど前から月に1度、ネットで購入した皮下注射キットを使い、自らの精液を筋肉や血管内に注射していたという。彼はこの“治療法”を独自に編み出したといい、病院に来る前にも「3回分」の注射を行っていたのだ。
医師は彼の腕の腫れを蜂巣炎(皮膚や筋肉の深部組織におこる急性の感染症)と診断した。注射に失敗した結果、皮下組織に精液があふれて感染症を起こしてしまったようで、患部のレントゲン写真には皮下気腫(皮下組織の中に空気が入り溜まった状態)がはっきりと映っていた。男性は数日間入院したが、その間に腰痛は治り、腕の方も抗菌剤による治療で回復し、無事に退院したそうだ。腕の患部を切開して中の異物を取り除くような治療はしていないという。
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