ついにNASAが「宇宙人の探査」を公式目標にする可能性! 2020年に議会審議…エイリアンとの遭遇もうすぐ!
だが、ライト氏によるとここ5年ほどで状況は大きく変わってきたという。昔であれば地球外知的生命探査(SETI)は、紋切り型の宇宙人イメージを称揚しているとして、嘲笑の的だった。マジメな天文学者にとってSETIに言及することはタブーであり、学者生命を絶たれるかもしれない自殺行為だった。
しかし、昨年辺りから状況に変化があった。技術的痕跡を捜索するための2年分の予算1000万ドル(約11億円)をNASAに付与する法案が米下院に提出されたのだ。今回、ライト氏が地球外生命探査を国家的なプロジェクトとして推進している背景には、こうした事情がある。
「NASAが技術的痕跡の発見に科学的な優先度を認めれば、そのために資金を調達することができます。学生らに技術的痕跡を発見するための教育をすることもできます。そうすれば、地球外生命探査を他の天文学分野の研究と同じ水準まで引き上げることができるでしょう」(同)
これまでも非営利組織SETI協会を筆頭に民間レベルの地球外生命探査は世界中で行われてきたが、広大な宇宙に対し、彼らが持つ技術と資金はあまりに矮小だ。一方、政府が資金供与する国家プロジェクトともなれば研究規模が桁違いだ。宇宙人発見に向けた大きな一歩となることは間違いないだろう。今後の動向にますます注目していきたい。
(編集部)
参考:「Science News」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ついにNASAが「宇宙人の探査」を公式目標にする可能性! 2020年に議会審議…エイリアンとの遭遇もうすぐ!のページです。宇宙人、NASA、エイリアン、SETI、地球外知的生命体探査などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで