【実録】都内の闇病院に行ってみた! 診察券なし、謎の別室、恐怖の貼紙…
2019.02.17 16:00
看護婦さんと思われるエプロンを着用している女性に促され診察室に入ると、待合室から見えていた先生以外にもう1人、女性がいたのだ。
これは意外であった。診察室はオフィスさながらのレイアウトである。白衣を羽織っている先生は、笑顔で私を迎え入れてくれた。
先生:「どう……ドッ! たんた?」
女性:「今日はどうされましたか?」
この一言で、先生は脳損傷から生還されて言語障害が出ている状態ということ、先生の隣にいる女性は通訳の女性ということ、店のママが発した「再開しているかも」という言葉、禁止事項の貼り紙、病院の中にドアが無いこと……それら全ての点と点が私の頭の中で一本の線として一瞬で繋がった。
水商売をしていて、今夜イベントがあるので肝臓の注射をしてもらいたい旨を伝えると、
先生:「ダァあっでぃどど」
女性:「じゃああっちどうぞー」
と、驚くような速さで自分が希望している注射を打ってくれた。
この夜、私はスーパーマリオでいう『スター』状態、いわば無敵の状態だったことは言うまでもない。
付け加えるが、この肝臓の注射は当然医師の処方の下で使われている。
(文=佐々木みいな)
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