メダルを獲れなかった東京オリンピア12人を取材! 誰も知らない“五輪のB面”に迫る『アフター1964 東京オリンピック』 著者インタビュー

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画像は「YouTube」より引用

 

――取材に臨むにあたって、リサーチにもかなり手間をかけられていたようですね。

カルロス:とりあえず、買える資料は全部買って、当時の新聞は4紙くらいは読み倒しました。あと、意外と使えたのが、選手の出身校のデータですね。1964年の東京オリンピックに出ている人っていうのは、高校や大学では英雄扱いされているので、その学校の歴史を調べるといろいろ情報が載っていたりするんですよ。そうやってツテをたどって細かいことまで調べていきました。

 

――カルロスさんはもともとスポーツは好きなんですか?

カルロス:やるのも見るのも好きです。やるのは野球、サッカー、ランニングとか。昨日もサッカーをやっていました。

 

――オリンピックの中継は見ていたんですか?

カルロス矢吹

カルロス:正直言うと、そんなに見ていないです。まず、野球やサッカーって、オリンピックが世界最高峰というわけではないじゃないですか。バスケやボクシングもそうですよね。その競技の管理団体が開く世界選手権がいちばんレベルが高いはずだと思っているので、オリンピックはそんなに見ていないです。だから、こういう取材で「2020年の東京五輪がどういう大会になってほしいですか?」ってよく聞かれるんですけど、どうなってほしいとか、そんなにないんですよね。

――オリンピック自体に興味があったからこの本を書かれたわけではない、ということですね。

カルロス:まあ、1964年大会に出てまだご存命の方もいらっしゃいますし、皆さんが楽しみにしていること自体は変わらないので、あの大会に出た人たちが見て恥ずかしい思いをするような大会にはしてほしくないな、っていうのはありますね。

 

カルロス矢吹(かるろす・やぶき)
1985年宮崎県生まれ。作家、(株)フードコマ代表。日本ボクシングコミッション試合役員として山中慎介や井上尚弥ら、日本人世界チャンピオンのタイトルマッチを数多く担当。著書は『北朝鮮ポップスの世界』(花伝社)など多数。

文・取材=ラリー遠田

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