メダルを獲れなかった東京オリンピア12人を取材! 誰も知らない“五輪のB面”に迫る『アフター1964 東京オリンピック』 著者インタビュー

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カルロス矢吹

――この本では12人の方に話を聞かれていますが、この12人をどうやって選んだんでしょうか?

カルロス:下調べをして、面白い話が聞けそうな人を選んでいきました。実際にはこの倍ぐらい電話をかけたりしているんですけど、取材を受けていただけたのがこのくらいしかいなかった、というのが正直なところですね。

 

――各競技の選手が出ていますが「1競技につき1人」というような方針で選んでいたんでしょうか。

カルロス:そうですね。一応「水泳で1人、陸上で1人」とか、そういうのはルールとして決めてはいたんです。あと、「女性の声を拾う」っていうのは意識していましたね。12人のうち3人が女性です。当時は女性が出られる競技が水泳、陸上、体操、バレー、馬術ぐらいしかなかったんです。だから、女性も出られる競技ではなるべくそこで女性の声をちゃんと拾おう、と思っていました。

 

――華々しい結果を残した人ばかりが出ているわけではなくて、メダルを獲られていない人の方が多いですよね。

カルロス:はい、本当にエピソードが面白そうかどうかで取材対象を選んでいたところがあったので、メダルを獲っていてもそんなにエピソードがなさそうだったら選んでいないです。

画像は「YouTube」より引用

 

 あと、メダルを獲った人たちのことってもう十分掘り下げられているんです。例えば、柔道の岡野さんとか。それよりは岡野さんのライバルだった韓国代表の金義泰(キム・ウィテ)さんの話の方があんまり表に出ていないことが多くて、僕としては惹かれるものがあったんです。

 今まで表に出ている1964年のエピソードってたくさんあると思うんですけど、それが「A面」だとしたら、「B面」もちゃんと僕が拾えたらな、と思って人選をしたところはあります。

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