CIA超能力研究のパイオニア断言「遠隔透視は存在する。8つの空間を重ねる新たな物理が必要」
2019.03.17 10:00
米国ではかつてCIAや軍が極秘裏に超能力研究を行っていたが、1990年代には「成果なし」と結論づけられてプロジェクトの多くが終結したとされている。しかし、それらの研究に関わっていた人々の中には今も超能力の実在を主張し、研究を続けている者もいる。ラッセル・ターグもその1人で、彼は超能力を説明するためには現在の物理学を更新しなければならないと考えている。
ラッセル・ターグは1934年に米イリノイ州シカゴで生まれた。父親は映画化もされたマリオ・プーヅォの小説「ゴッドファーザー」を手がけたことでも知られる有名な編集者で、超常現象や神智学などの書籍の出版にも関わっていた。
ターグは大学で物理学を学び、その後はレーザーの研究に携わっていた。しかし1970年代になると、スタンフォード研究所(のちのSRIインターナショナル)でハロルド・パソフと共に透視能力者インゴ・スワンの超能力研究に関わるようになる。以後彼らは遠隔地の透視「リモートビューイング」の専門家として超心理学分野で名を馳せるようになる。
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