“観た人がマジで死ぬ” から封印された世界最恐ホラー映画『アントラム』が40年ぶりに再発見される! 関係者戦慄、呪われた内容は!?
■紛失していた期間に奇妙なシンボルや画像が追加されていた
こうして最恐映画はデビッド・アミトとマイケル・ラシーニ監督によって封印を解かれ、『アントラム(Antrum: The Deadliest Film Ever Made?)』として覚醒した。脚本はアミト監督が手掛け、35ミリフィルムのオリジナル部分に、15分間のドキュメンタリー部分が新たに追加された。そこには、映画にまつわるいわれやいきさつ、関係者の身に起こった奇怪な出来事など、生々しい証言が映し出されている。
映画の冒頭には、「警告」メッセージが登場する。映画を見たことで不利益を被っても、当方は一切責任を負わないと。よくあるホラー映画の“こけおどし”と違い、実際に映画を見て人が亡くなっているのだからシャレにならない。
ストーリーは、幼い兄(ローワン・スミス)と妹(ニコール・トンプキンス)が森の中をさまよう姿から始まる。最近、安楽死させてしまった愛犬の魂を弔うため、地獄へ通じる道を探し当てようとしているのだ。きょうだいは地面に穴を掘り、「地獄」にたどり着こうとする。だが、彼らが探し当ててしまったものは、文字通り「地上の地獄」だった――。
また、映画が紛失していた期間に、奇妙なシンボルや画像がオリジナルフィルムに加えられていることも判明した。
「まるで(怪奇作家ラヴクラフトの)ネクロノミコンのようです。紛失して、再発見される。そのたび、新しく何かが加えられている――。アントラムはネクロノミコンのアップデートされた最新版とでもいうか」と、興奮気味に話すのは映画監督兼プロデューサーのエリック・サーティン氏だ。昨年10月にブルックリン・ホラー映画祭でアントラムに出会い、その異様な来歴にすっかりハマってしまったらしい。
アメリカ国内での公開は2019年秋、国外では2020年になるという。配給を引き受ける会社があれば日本でも観られるかもしれない。
参考:「Forbes」、「Unexplained Mysteries」、「Movieweb」、「Brooklyn Horror Film Festival」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊“観た人がマジで死ぬ” から封印された世界最恐ホラー映画『アントラム』が40年ぶりに再発見される! 関係者戦慄、呪われた内容は!?のページです。ホラー、リング、佐藤Kay、死亡事故、ネクロノミコン、アントラムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで