「イスラム国」の逆襲開始か、3日間で362人を殺害したとIS発表！ ヨーロッパ全域での新たなテロ計画とバグダディの生存映像も！

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■新たなテロ計画

　つい先日には、イスラム国戦闘員がシリアを脱出時に落としたハードドライブを解析したところ、新たなテロ計画が発見された。

　そのハードドライブ上で発見された文書には、ドイツの2つの支部とロシアの1つの支部を統括する前出の戦闘員アブ・ハッサン・アル‐ムハジールが、海外での作戦を指示する方法が示されていた。

　そして他にも、彼らが130人を殺害したパリ同時多発テロ事件のような大量殺人計画も発見された。その他、ドイツの高速列車網やスイスの石油パイプラインへの攻撃など、ヨーロッパ全域での新たなテロもそこには綿密に描かれていた。

　そして、それらのテロ計画が口先だけではない証拠に、イスラム国は拠点が破壊されたにも関わらず、国境を越えて戦闘員を動かす国際的なネットワークと資金運用を持っているといわれている。

　また彼等のテロ活動は大量殺人だけではなく、銀行強盗、車両暴走、暗殺、コンピュータハッキング等、多種多様な分野で巧妙に練られているのだ。

　そしてイスラム国は4月30日、死亡説が流布していた最高指導者バグダディの映像をインターネット上で公開した。バグダディは死亡、もしくは瀕死の重症といわれていたが、いまだ生存してテロ活動を指揮していることがはっきりしてしまった。いったい、この憎しみの連鎖はいつまで続くのだろうか。

参考：「Daily Mail」ほか

文＝三橋ココ

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