小人、結合双生児、生きるミイラ… 奇形・フリークスを愛した英ビクトリア女王の真実
2019.06.29 14:00
●人気を博した「アステカ人」
「アステカ人」ことマキシモとバルトラは小頭症で生まれた兄妹で、共に知的障害があり、エルサルバドルの小さな村から騙されて連れて来られた。当時の人々はマヤ文明にロマンティックな関心を持っており、P・T・バーナムは彼らを「アステカ人」としてでっち上げ、見世物に出していた。
●シャム双生児のチャンとエン(1830年)
シャム双生児として人気のあった中国人のチャンとエンは、フリークショーで稼ぎ、100万円(現在の価値だと2500万円くらい)を貯めた。その後にフリークショーから引退。
1839年には、米ノースカロライナ州のウィルクス郡に移り住み、店を開き、家と土地を購入した。彼らはその地域で、最も裕福な男性となり、それぞれ妻をめとり、子どももつくった。
●「生きる骸骨」のアイザック・W・スプラーグ
スプラーグが12歳の時、突如、体重の減少が始まった。後に彼は、進行性の筋萎縮症を患っていることが判明する。彼が20代初めに両親が相次いで亡くなり、彼は普通の仕事をする体力がないことから、自分から申し出てP・T・バーナムのサーカスに入団した。
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