「ネッシー、ビッグフット、イエティは存在しない」研究歴20年の大御所UMAハンターが降参宣言! UMA写真の“決定的問題点”とは!?
20年間の研究者人生を費やしてUMAを追いかけてきた学者が、不本意ながらもギブアップ宣言か――。ネッシーをはじめ、ビッグフットやイエティも存在しないという結論に到達したというのだ。
■「ネッシーなどの有名なUMAは存在しない」
「The Daily Mail」紙(6月6日付)によると、イギリス人サイエンスライターで古生物学者でもあるダレン・ナッシュ氏が、20年もの間、精力的に追い続けてきたネス湖のネッシー調査を打ち切ることを宣言した。自身のこれまでの努力は徒労であったことを渋々認めることになったのだ。
ナッシュ氏の“降参宣言”の理由はUMAファンのロマンを壊すものだが、ある意味では納得のいくものだ。それは、今日のスマホ全盛の社会の中にあって、誰もが手軽にスナップ写真を撮れるのに、ネッシーやビッグフットなどの代表的なUMA画像や映像が、依然として数十年も前のものであることをナッシュ氏は指摘している。つまり説得力のある新たな写真が絶対的に足りないのである。このことから、もはやネッシーなどの有名なUMA(未確認動物)は存在しないと結論づけたのだ。
スマホの普及でUFOの画像や映像は、その真偽のほどはともかく、ネット上におびただしい数が日々投稿されている昨今だが、一方で確かにネッシーの新たな“決定的写真”にお目にかかれていないことは紛れもない事実だ。
ナッシュ氏本人の口からこの“降参宣言”が語られたのは、6月4~9日まで英・チェルトナムで開催された「チェルトナム・サイエンス・フェスティバル」でのことだった。
今もなおネッシーの代表的なシルエットである1934年に撮影されたあの有名な写真だが、ナッシュ氏は「ひどく低い解像度で何の役にも立たない」と酷評している。「写真にあるような本物の生き物はそこにはいない」と会場で断言したのである。
■待ち望まれるネッシーの“決定的写真”
目撃情報の起源は西暦565年までもさかのぼるネッシーだが、一般的に有名になったのは前出の1934年に撮影された写真だろう。しかし、この写真は1993年に内部告発で作り物を写した写真であることが暴かれ、その告発は正しいというのが大方の理解になっているようだ。
また最近では8カ月間もの間、1枚たりともネッシーらしき写真が撮られなかった時期があり、その時にはもはやネッシーは“絶滅”したのではないかとも噂されたという。
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2024.10.02 20:00心霊「ネッシー、ビッグフット、イエティは存在しない」研究歴20年の大御所UMAハンターが降参宣言! UMA写真の“決定的問題点”とは!?のページです。ネッシー、未確認生物、ビッグフット、イエティ、仲田しんじ、ダレン・ナッシュなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで