「ネッシー、ビッグフット、イエティは存在しない」研究歴20年の大御所UMAハンターが降参宣言! UMA写真の“決定的問題点”とは!?
しかしその後、再びネッシーらしき姿をとらえた写真が見られるようになったのだが、ナッシュ氏をはじめ多くの専門家たちは写真のクオリティが低すぎてまったく評価できないと口にしている。先のフェスティバルでナッシュ氏は、この件についても話していたようだ。
「昨年は4、5枚のネッシー写真が撮影されましたが、どれも写りがひどい写真でした。それらはすべて水面上にあるただのランダムな塊であり、とても未知の動物だとは思えません。もしほかの撮影場所であれば目もくれないでしょう。しかしネス湖を訪れる人々はネッシーを無理にでも見たがっているのです」(ダレン・ナッシュ氏)
高性能のカメラ機能が搭載されているスマホで、多くの人が手軽に写真を撮影できるようになった今日、ナッシュ氏はクオリティの高いネッシーをはじめとするUMAの写真がもっと多く撮影されていてしかるべきであると指摘している。
「なぜ湖の怪物が写った高品質の写真がないのでしょうか。この事実は当然、そうした生き物がそこにはいないのだという予測に結びつきます」(ダレン・ナッシュ氏)
ナッシュ氏はこれまでに、ネッシーを含むUMAに関する著作を20以上も手がけているだけに、今回の“降参宣言”は苦渋の決断であったことは想像に難くない。
「私は常に新しい証拠に門戸を開いています。もし明日、誰かがビッグフットやネッシーを殺して亡骸を公開できれば、私がすべて間違っていたことになります」(ダレン・ナッシュ氏)
一説ではネッシーがスコットランドに及ぼす経済効果は年間約57億円(4100万ポンド)にも上るといわれている。地元の経済のためにも、そしてナッシュ氏が喜んで前言を撤回するためにも(!?)、有志がなるべく早い段階でネッシーの“決定的写真”を撮らねばならないようだ。
参考:「Daily Mail」、ほか
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