「60歳でも売春する」今も歌舞伎町に立つ40代違法売春女性 ー 悲しい生い立ち【インタビュー】

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画像は「getty images」より引用

 東京・新宿区。

 かつては赤線・青線と売春地帯であったが、今ではそれぞれ赤線は新宿2丁目、青線はゴールデン街と名前を変えて独特の発展を遂げている。

 ちなみに赤線とは公認で売春が行われていた地域で、青線は非公認で売春が行われていた地域だ。

 建物など当時の名残は、皮肉にも非公認の青線があったゴールデン街に残っている。

 そして、ここには今も非公認で売春を行っている女性がいる。

 トカナでは新宿の街角で売春を行っている女性・洋子さん(40代後半)に接触し、話を聞いた。

――いつから街角に立っているのか?
「20年以上ですね」

――毎日同じ場所に?
「地元のヤクザの人にお金を渡しているので同じ場所です」

 ちなみに洋子さんが立っているのは、こうした商売の女性が多く立っている歌舞伎町のある地域だ。ここには、洋子さんのような女性が多く立っているが、国籍はまばらである。また、厳密にいえば性別もまばらである。真横には有名な観光スポットが建ち並び、洋子さんをその関係の女性と分からずに通り過ぎる観光客や酔い客も多いであろう。

「60歳でも売春する」今も歌舞伎町に立つ40代違法売春女性 ー 悲しい生い立ち【インタビュー】の画像2
画像は「getty images」より引用

――お客さんは毎日付くのか?
「毎日付きますね、そうじゃないと泊っているウィークリーマンションも払えないですから」

――1日の稼ぎとシステムは?
「私なんかは少ない方です。年齢も50才に近いし、見た目も良くないですから。だけどそれでも立っている日は2万以上は稼いでいます。お客さんは平均して3、4人位です。近くのホテルに行く場合もあるし、時間とかお金を惜しむお客さんにはマンガ喫茶とかレンタルルームで事を済ませる場合もあります。料金は1時間で1万円の場合もあるし、値切られる場合も多いです。私はお客さんを逃がしたくないので、提示した金額を値切られたら交渉しないで応じてしまいます。だけど値段が安ければそれなりの行為しかしません」

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