【緊急】「サイボーグになりたい」ラスフォックスが表紙を飾る『バースト・ジェネレーション』Vol.2発売! 出版記念イベントには、身体改造界のレジェンド、ルーカス・スピラが出演決定!

90年代サブカルの呪い/ロマン優光(コアマガジン)

ケロッピー「ロマン優光が『90年代サブカルの呪い』をコア新書で出してくれたことで、ぼくらの立ち位置がもっと見えやすくなったかなと思います。彼はぼくよりも若い世代で読者視点で90年代サブカルを整理してくれているから」

川崎「『BURST』がどんな立ち位置にあったのかって話?」

ケロッピー「そうですね。さらには、80年代から鬼畜ブームの先駆的な存在であった根本敬さんも登場してもらってます。また、『危ない1号』(データハウス)の大ヒットで青山正明とともに鬼畜ブームを仕掛けた村崎百郎さん、その奥様の森園みるくさんにもいろいろと話を聞いています。昨年の創刊号で、姫乃たまちゃんの表紙&巻頭グラビアはまぼろし博覧会というところで撮影しています。そのオーナーは、実は『危ない1号』の版元データハウスの鵜野社長で、そこには村崎百郎館という、村崎さんの遺品の一部が陳列している場所があるんです。前号の表紙にはそういう背景があったわけだけど、そういう話も含めて、90年代サブカル議論の一連の流れになっています」

川崎「へぇ~」

ケロッピー「あと、やっぱり『BURST 』といえば、PANTAさん。今回、末井昭さん、ピスケンといっしょに出てくれてます。『BURST 』で連載していた『暴走対談』が、頭脳警察活動50周年ということもあって、ロフトプラスワンの企画として復活しています。その最終回に取材という形でお邪魔しました」

川崎「頭脳警察50周年ってすごいですよね」

ケロッピー「さらに、BURST CHANNEL というYouTube動画チャンネルで連動してくれているHIRØさん、今回はラッパーの般若さんが登場しています。フリースタイルダンジョン引退の話も、実はこの対談で初めて明かされたものなんです。そこはすでにBURST CHANNEL で配信されているわけだけど、さらに新しい対談も追加しています」

般若 x HIRØ 写真 菊池茂夫


川崎
「本音が語られているのでしょうか」

ケロッピー「さらに、チカーノになった日本人として知られるKEIさんが、ラッパーの漢さんやD.Oさんと北新宿の不良カルチャーについて語っています。また、根本敬さんが、映画『カニバ』で性癖をカミングアウトして脚光を浴びている佐川純さんの自宅インタビューをしてくれています」

佐川純


川崎
「パリ人肉事件の佐川一政の弟さんですね」

ケロッピー「あと、すごく良かったのは、ピスケンが小説を出してくれたこと。内容は読んでのお楽しみだけど。いま、入院しちゃったりして大変だから」

川崎「死にかけてましたから」

ケロッピー「そう。以前にも増してヤバかったんで。ブログの読者もいると思うので、知っている人もいると思うけど」

川崎「あやうく遺作になるとこだった」

ケロッピー「あとは、グリーンラッシュ。『BURST』の姉妹誌には『BURST HIGH』というマリファナ合法化の専門誌もあったわけで。でも、まさかアメリカでマリファナ合法化が達成されるなんてね。それも2012年だから、いまやマリファナはビジネスとして急成長を続けています。日本におけるマリファナ議論って、観念的になりがちだけど。じゃあ、アメリカでは実際にどんなことになっているのか」

グリーンラッシュ


川崎
「リアルな社会の変化って感じですか?」

ケロッピー「今回の記事はマリファナを製造したり、販売したりしている業者の人たちの具体的な動きについて、現地の生の声を聞いています。かなり貴重なレポートになっていると思います」

川崎「誌面でリアルを伝えるのは『BURST』の十八番でしたから」

ケロッピー「それこそ、マリファナ合法化問題って、国の違い、文化の違いによるカルチャーの影響が見えやすいんだよね。マリファナを通じて世界を学ぶみたいなところあるでしょう。世間的には、アウトローなことと思われているものから、実は世界を学べるというね。そして、川崎さんには」

川崎「タトゥーと温泉の記事を書きました」

ケロッピー「タトゥーをしていても利用できる温泉などの情報を日本語と英語で発信しているポータルサイト、タトゥーフレンドリーの紹介をしてもらいました」

川崎「まずは入門編ということで!」

ケロッピー「今年はラグビーW杯、来年の2020年のオリンピックもあって、タトゥーをした外国人がどんどん日本に来るようになったら、温泉に入れるのかどうかも含めて、いろいろと考えていかないとね」

川崎「2018年、年間の訪日観光客は3000万人を達成しているんですね。来年2020年は4000万人を目標にしているんですけど、さらにその10年後、2030年には6000万人を目標に掲げられています。つまり、インバウンドはオリ・パラピックで終わると思っている人がいるかもしれないですけど、実はどんどん増え続けていく。要するにオリ・パラからが本格的なスタートだといても過言ではないわけです。その入口に入浴問題という大きな壁があるんですよ。だから、タトゥーの実情を国内にも正しく伝えていかないと」

ケロッピー「そこら辺は、丁寧に記事にしているのでぜひ読んで欲しい。ひとつ、誤解していると困るのは、タトゥーをすると温泉に入れないのは法律で規制されているわけじゃなくて、単に個々の入浴施設がそうしているだけで、施設側がOKといえば、入れるわけですよね」

川崎「そうです、ハウスルールです。あと、タトゥーがあると全ての入浴施設に入ってはいけないと勘違いしている人がいるみたいですけど、そうじゃないことも知ってほしいです」

ケロッピー「タトゥーフレンドリーは、現代日本のタトゥー事情を温泉問題を通じて可視化してくれているよね。一方で、大阪でのタトゥー裁判は二審で勝訴して、さらに最高裁で戦っています。また、プロの彫師の協会も出来上がって、いろいろと整ってきているわけですよね。だから、引き続き、いまの時代にマッチした『BURST』を頑張って作っていきたいと思います」

川崎「3号目も出るといいですねぇ」

 

【イベント情報】
『バースト・ジェネレーション』Vol.2 発売記念イベント @阿佐ヶ谷
「BURST を取り戻せ! 世界の改造人間大図鑑 / 自殺と樹海 / 90年代サブカル」
【出演】 末井昭(エッセイスト/編集者/サックス奏者) ケロッピー前田(身体改造ジャーナリスト) 釣崎清隆(死体写真家) 福田光睦(地下編集者)  【ゲスト】 ルーカス・スピラ(医療用メスの魔術師) 

『バースト・ジェネレーション』Vol.2 発売記念イベント 「BURST を取り戻せ! 世界の改造人間大図鑑 / 自殺と樹海 / 90年代サブカル」

9月5日(木)
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥2,000 / 当日¥2,500(飲食代別 ※要1オーダー¥500以上)
阿佐ヶ谷ロフトA(杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1:03-5929-3445)
サポート:NPOヒューマンビーイングクラブ

昨年12月、雑誌『BURST』が『バースト・ジェネレーション』(東京キララ社)として復刊した。そして、待望のVol.2 が早くも完成!  鬼畜・悪趣味、グロテスク表現、ドラッグ、ストリート、チカーノ、死体、流血、身体改造まで、90年代サブカルの時代を疾走した伝説の雑誌が見事に復活を遂げたのだ。TBS『クレイジージャーニー』でも人気急上昇中のケロッピー前田が責任編集を務め、世界の身体改造カルチャーの最先端の現場をお伝えする。また、写真集『THE DEAD』が好評な死体写真家・釣崎清隆はポリコレと#MeToo の時代に、表現の自由を標榜し、日本国内の死の現場にまで挑んでいる。スペシャルゲストに、著書『自殺』『自殺会議』で知られる末井昭を招き、2019年におけるBURST的表現の最もエッジな領域についてトークします! ご期待ください。(ケロッピー前田)

 

 

バースト・ジェネレーション Vol.2/東京キララ社 9/5先行発売

編集部

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