本日11日「水星の太陽面通過」が発生! 人々の性格が激変・頭痛・体調不良も…水星逆行が終わる21日まで注意!
11月11日、太陽の真ん前を水星が通過する――。1世紀中に13回しか見られない激レアな天体現象だ。また、11月1日から21日までは「水星逆行」の時期に。「逆行」とは、地球から天体を見たとき、惑星が天球上を東から西へ動いて見えることを指す。そして特に今回は、「水星の太陽面通過」と重なるため、水星のエネルギーが強くはたらくのではとスピリチュアル界では予想されている。
古来から、水星の逆行は「人間関係、数字、商売に関して試練、誤解、ミスが生じやすく、スケジュールの遅れ、キャンセル、困難が顕著になる」と言われており、性格が暗く変化する場合や、頭が痛くなったり体調不良を訴える人も増えるそうだ。
また、過去に始めた課題、プロジェクト、アイデアなどをやり直したり、再検討したりするには適した時期だという。いつもとは違う観点からものを見られるようになり、これまでにないやり方で物事が解決できるかもしれず、しばらく会っていない友人、家族、恋人に会うことも良いとのことだ。
11月1日から21日は、こうした変化に気を付けていただきたいが、特に11月11日前後は水星のエネルギーが高まり、変化が強く出るかもしれないといわれている。では、「水星の太陽面通過」とは一体どのような現象なのだろうか?
■1世紀中に13回しか見られない「水星の太陽面通過」
太陽系の中で最も太陽に近い惑星が水星だが、この11月11日、地球から見て水星が太陽の真ん前を通過する。この現象は1世紀中に約13回しか発生しないというレアな天体現象だ。
この「水星の太陽面通過」は今世紀に入ってからは2003年、2006年、2016年に起こっている。今回は残念ながら日本の国土からは見ることはできないのだが、その次となる2032年の時には日本からも見ることができる。
太陽系の中で地球よりも太陽に近い軌道を回るのは水星と金星だけであるが、「金星の太陽面通過」こそきわめてまれな現象で、最近では2004年と2012年に起こっているものの、次に起きるのは2117年12月とはるか先のことだ。
今の時代に生きる我々にはもはや「金星の太陽面通過」は望むべくもないだけに、この「水星の太陽面通過」はよりいっそう貴重に感じられてくる。
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