生涯絶対に忘れることがない!! 太陽と月と地球が織りなす神秘現象皆既日食
日本ではあまり話題にならなかったが、3月20日北大西洋で皆既日食があった。現地では、なんと飛行機に乗って観測するツアーまでもあったそうだ。皆既日食とは、それほど価値がある現象なのだろうか。その答えはYes!!だ。今回は皆既日食を詳しく紹介していきたい。
まず、日食とは、月が太陽を隠す現象だ。太陽の一部分が隠れることを「部分日食」、すべて隠れる場合は「皆既日食」という。「なぁんだ、太陽が隠れるだけか」と思ったら大間違い。「こんなのありえない!」という言葉がついて出てくるほど、皆既日食は神秘的な現象だ。皆既日食は、月と太陽が演じる最高の舞台なのだ!
■深い紺色の空に浮かぶ黒い円盤
Oh my God! OH MY GOD!!
後ろにいたオーストラリア人が叫んでいた。あたりは薄暗くなり、空が灰色地味てくる。月が重なり、円を描く太陽の輝きが徐々に糸のように細くなっていく。最後に光の点になり、音もなく消えた。これが皆既日食だ。深い紺色の空に浮かぶ黒い円盤。まるで羽毛のようなコロナが広がる。目の前の光景が、現実かどうか信じられなくなるほどだった。
これは、2012年11月14日、オーストラリア・クイーンズランド州にあるマリーバで皆既日食を観察した時のことだ。「月が太陽を隠す」こんな単純な事が、これほどまでに幻想的で素晴らしいとは想像もしていなかった。
太陽がすべて隠れる「皆既」の時間はわずか1分半ほど。小さな単眼鏡で黒い月の周囲を観察した。太陽の光が最後に消えたあたりをよく見ると、彩層と呼ばれる桃色の縁取りが見える。強く光っている「光球」(光球は皆既のとき隠れて見えない)のすぐ外側にある厚さ1,500km~10,000km程度の薄い層だ。
磁気の力でプラズマが太陽の表面に浮き上がったプロミネンス。まるで燃える炎のようだ。月がゆっくりと動き、しだいに彩層が見えなくなる。逆に反対側の別のプロミネンスが見えてくる。
皆既日食の終わりは劇的だ。黒い円盤の縁がピカっと光ったかと思うと、光はみるみる膨らみ、10秒ほどで目を開けていられないくらいのまばゆい閃光に変わった。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊生涯絶対に忘れることがない!! 太陽と月と地球が織りなす神秘現象皆既日食のページです。皆既日食、山本睦徳などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング05:35更新
- ・NASAが警告する“都市壊滅級”小惑星「2024 YR4」
- ・宇宙から時速1300キロで地球に落下!極限のスカイダイビングを成功させた男の挑戦
- ・中国のAI「DeepSeek」に天安門事件や習近平について聞いてみた
- ・中国発のAI「DeepSeek」が世界に衝撃を与えた理由とは
- ・ロボット犬 vs ドローン、花火合戦が未来の戦争を予見?
- ・聖書の巨人“ゴリアテ”の身長は?現代科学が迫る!
- ・AIが“一線を越えた”!?自己複製に成功し専門家が警鐘
- ・故ホーキング博士「地球壊滅級の大災害は、“ほぼ確実”に起こる」
- ・ジュラシック・パークの恐竜をフッサフサに再現した動画が話題!
- ・大昔の地球にいたかもしれない“サイルリアン”とは?
- ・「ノアの方舟の謎」古代文献に描かれた不思議な形状
- ・南極で“古代由来の卵型UAP”発見!?衝撃の動画がリーク
- ・NASAが警告する“都市壊滅級”小惑星「2024 YR4」
- ・ワシントンD.C.近郊で旅客機と軍用ヘリが衝突、ポトマック川に墜落
- ・地球平面論者、地球平面説の第一人者「アポロ11号の月面着陸はハリウッドのスタジオで撮影された」
- ・タイムループから抜け出せなくなってしまった人々の事例集
- ・宇宙から時速1300キロで地球に落下!極限のスカイダイビングを成功させた男の挑戦
- ・中国のAI「DeepSeek」に天安門事件や習近平について聞いてみた
- ・トランプ政権、ニュージャージー上空の“謎のドローン”の正体を発表!
- ・中国発のAI「DeepSeek」が世界に衝撃を与えた理由とは