本当に怖い「風邪薬の処方箋」転売! 池袋に“なんでも処方する”闇病院が存在…売人インタビュー
日本におけるゲートウェイドラッグ(麻薬使用の入り口となる薬物)といえば、かつては危険ドラッグだった。しかし、取り締まりが強化されたことで、大麻がそれに代わった。しかし、現在はその大麻以上にゲートウェイドラッグとして危険視されているものがあるという。処方箋で簡単に処方される風邪薬だ。
トカナでは東京・池袋で簡単にドラッグ効果の高い薬を処方すると噂のクリニックを発見。その処方箋を売買する人間に直撃取材することに成功した。
―処方箋の入手先は?
生活保護の受給者から買います。彼らは医療費が無料なので。
―どんな薬の処方箋を入手するのか?
コデインやアンナカを含んだ一般的な風邪薬です。
―睡眠薬とか向精神薬は?
前は買っていましたが、生活保護者は後発医薬品のジェネリックしかもらえない。ストレスによる不眠を和らげるハルシオンのジェネリックだったらトリアゾラムとか。でもそれは人気無いんですよね。ワンシート10錠の処方箋で、300円程度でしか売れない」
―コデインとかアンナカを飲むとどうなるのか?
大量に飲めばボーっとしますね。昔の危険ドラッグの言い方だったら多幸感を与えるという説明ですか。
―いくらで売買されているのか?
一回でおよそ一週間分(朝昼晩の21包)が一般的ですね。コデインやアンナカがそれぞれ処方されている処方箋は1枚500円で買い取ります。両方処方されている場合は700円~1000円で買い取る。そして、3千円~5千円で売ります」
アンナカは歌手のASKAさんが医者から処方されていたことで脚光を浴びた薬で、裏社会では元々覚醒剤に入れる混ぜ物であった。本来、覚醒剤に入れるアンナカは馬の興奮剤で、人間に処方されるアンナカは気分が落ち着くと処方箋には説明されているが、実際に耐性が付いている人間には効果は全く無い。
―1回の使用量はどの位でどの程度の効果なのか?
「1回で10包以上を一気飲みするんですが、そうすると、2~3時間位ボーっとした気分になります」
―客とかはどうやって見つけるのか?
「うちはリピーターが多くて、たいてい一度買えば何度も戻ってきます。実際に効き目は短いし、短時間に繰り返し使用する系ですからね。数時間で1カ月分使い切ることなんてざらでしょ」
―医者はどんな医者なのか?
「この街には、ほしい薬をなんでも出してくれる医者がいるんですよ。ネットでも一時期噂になったほどのクリニックがいくつか点在していますからね、どんな医者って聞かれても…」
―処方箋を出す薬局は決まっているのか?
「一応4日以内だったらどこの薬局でも構わないのですが、僕は指定しています。知り合いの薬剤師がいる薬局があるので」
―どこで売り買いしているのか?
「僕はデパートの地下にある喫茶店で、午後の間、数時間いることがありますね」
国の徹底的な取締りにより、危険ドラッグはほぼ壊滅された。しかし、違法薬物は蔓延している。また、合法に処方される薬を闇で売買している現状を取り締まるのは難しい。実際に売買する現場を抑えないと、いくら生活保護受給者でも風邪だと言われたら医者は処方するしかないのだ。合法も非合法も薬物の蔓延は深刻である。
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2024.10.02 20:00心霊本当に怖い「風邪薬の処方箋」転売! 池袋に“なんでも処方する”闇病院が存在…売人インタビューのページです。風邪薬、闇病院、コデイン、アンナカ、闇医者、処方箋、咳止めシロップなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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