「イスラム国」が世界の指導者を暗殺するマニュアル3つを公開!
「イスラム国」が世界の指導者を暗殺するマニュアル3つを公開! 単独テロを全世界で呼び掛け!

イスラム教過激派組織「イスラム国(IS)」の最高指導者アブー・バクル・アル=バグダーディーが先月26日夜、シリア北部の潜伏先を米軍に急襲されて自爆した。3人の子どもたちと一緒に行き止まりのトンネルに逃げ込んだが、追い詰められたことで自爆ベストを作動させ、子どもたちを道連れに死亡したという。バラバラになった遺体の断片が米軍によって回収され、DNA鑑定の結果バグダーディーであることが確認された。
最高指導者を失ったISは弱体化すると見られているが、報復テロの危険も指摘されていた……。そして、早くも世界に散らばるローンウルフ型の(単独・少数でのテロ活動)テロリストに世界の指導者らの暗殺を呼び掛けているというのだ。
英紙「Daily Mail」(11月13日付)によると、親ISの「クライシュメディア(Quraysh Media)」が、世界のトップを暗殺するための3つの方法を公開し、単独テロを呼び掛けているという。
・ジャーナリストに扮する
1つ目はジャーナリストとしてターゲットに接近し、爆発物などで暗殺する方法だ。
「ジャーナリストに扮した聖戦士兄弟は、ニュースカンファレンス、フォーラム、会合など、ターゲットに接触できる場に参加する。カメラに爆発物を仕込む、もしくは中に武器を隠すと良いだろう」

・護送車の襲撃
2つ目の方法はVIPが乗る車両を襲撃するものだ。
「ローンウルフは、VIPが乗る護送車、もしくは集会所をマシンガンや火炎瓶を使って襲撃する。刃物の使用や高所からの襲撃も良いだろう」
・逃走経路の確保
3つ目は2つ目のプランを実行した後、撤退するための方法だ。まず護送車の経路を確認の上、襲撃に適した場所を見つける。そして、セキュリティーの盲点も見つけ、撤退経路を確保するよう指示している。
今月、クライシュメディアは欧米で森林火災を起こすよう指示もしていた。組織として壊滅的な打撃を受けた今、頼れるのはローンウルフ型のテロリストしかいないということだろう。
しかし、トップを失ってもなお、彼らの野望はとどまることを知らない。別のIS系メディア「Al-Taqwa Media Foundation」が公開したポスターでは、ドナルド・トランプ米大統領の暗殺が仄めかされているのだ。ナイフを手にするIS戦闘員の前に跪くオレンジの囚人服を着たトランプ大統領の合成写真……。今までのポスターに比べて、ややクオリティが下がっているような気もするが、ISの人材不足も深刻なのだろう。

ISは、バグダーディー容疑者の死を公式に認めた上で、アブイブラヒム・ハシミ・クラシを後任のカリフに指名するなど、組織の継続に必死だ。まだまだISとの戦いは終わりそうにない。
参考:「Daily Mail」、ほか
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