【池袋暴走】結局、上級国民は存在するのかしないのか? 上級官僚の真実を徹底解説!

画像は「ANNnewsCH」より引用

 

 今年4月、池袋で暴走した乗用車に母子がはねられ死亡した事故で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が過失致死傷容疑で書類送検される。果たしてネットで噂になっていた「上級国民」は存在するのかーー。真実を探る!


【上級国民 徹底解説 前編はこちら】


 今回は、上級国民は存在しないとして引き合いに出された事件をみていこう。2019年6月1日、農林水産省の元事務次官だった熊澤英昭容疑者が、息子を自分で刺し殺したと警察に通報し殺人未遂容疑で練馬署に逮捕された。池袋で暴走事故を起こした飯塚幸三元院長とは扱いが違い、きちんと逮捕され、容疑者として報道されていることから「やはり上級国民などという制度はないことがわかった」という意見も出ている。

 その後、熊澤容疑者は息子から日常的に暴力を受け精神的に追い込まれていたことが報道され、容疑者に対する同情論が高まった。ニュースによれば殺された息子はひきこもりで一日中ネットゲームばかりしていた。さらに殺された当日、息子は近所で行われていた運動会の騒音を巡って父親と口論になったらしい。そして「川崎の殺傷事件を知り、長男が人に危害を加えるかもしれないと思った」と熊澤元事務次官が供述したというニュースが流れると、世論は一気に容疑者を擁護する論調へと動いた。

 コメンテーターたちが、

「(子を持つ親として)人ごとではないなとすごく考えさせられる」
「熊澤氏と同じ立場だったら、同じ選択をしたかもしれない」
「(出頭した熊澤氏の映像を見て)何か自分がホッとしたような表情に見えるんですよ。それは人様に迷惑をかけないで済んだというような感情の表れなのかな」

 と、社会問題としてのこの事件の背景を深く憂慮するような報道が相次いだのである。

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