「世界一リアルなラブドール」がいるショールームに潜入取材！ 直接触れることができる「WAGDOLL」がやばい！

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　ぶっちょ氏は、「味園のビルゲイツ」と呼ばれる存在で、味園ビル（大阪市中央区）などに「なんば紅鶴」や「白鯨」、「モモモグラ」などといった店舗を展開している。「なんば紅鶴」と「白鯨」は、トークライブの店で、「モモモグラ」は、写真展などができるスペースだ。大阪サブカルチャー界の重鎮として知られている。

　現在、人造人科技やSANHUIのようにシリコンでラブドールを作っている会社は、中国国内に５社ぐらいある。TPE製の方は、100社くらいあるという。中国でもラブドールは売れている。しかし、TPE製の中には、コピー品を作っているところも多い。既存のラブドールを入手して、それを元にして型枠をとって作っている。このような粗悪なコピー品は、日本でもインターネットを通じて販売されている。注意が必要だ。

「WAGDOLL」では、表情や触り心地などを確認することも可能だ。中国のラブドールメーカーとの繋がりも深いので、製品の長所や短所、管理方法なども説明してもらえる。見学希望の場合は、メールフォームから連絡する。

　ラブドール写真家として知られているSAKITANさんは、「WAGDOLL」のホームページにアップされているラブドールの写真を撮っている。その撮影技術は、国内外のメーカーからも賞賛されるほどだ。「WAGDOLL」は、見学も可能なので、ホームページから連絡してみよう。

文＝酒井透

酒井透

写真週刊誌「FOCUS」（新潮社／休刊中）編集部カメラマンを経て、現在、秘境・不思議スポット探検家／写真家として活動中。「FOCUS」時代には、逮捕直後の宮崎勤をスクープする。国内はもとより、これまでに50カ国あまりで取材活動を行っている。著書に『中国B級スポットおもしろ大全』（新潮社）、『未来世紀 軍艦島』（ミリオン出版）などがある。最新刊は、『軍艦島　池島　長崎世界遺産の旅』（筑摩書房／共著）。
Twitter：@toru_sakai

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