「若い女性なのに異常な金遣いで…」令和のキャッツアイ事件に新宿歌舞伎町が言及「太客だった…」
警視庁の捜査員の間で“令和のキャッツアイ”との俗称で呼ばれていた女2人が逮捕された。
1月21日に、窃盗の疑いで警視庁新宿署に逮捕されたのは、自称風俗嬢・西川奈々容疑者(25)と無職・長野芹菜容疑者(22)の2人だ。
捜査関係者の話によると、2人は数多くの窃盗を繰り返していたという。
事件のきっかけはSNSだ。
西川奈々容疑者が昨年11月ごろ、ホストをターゲットに絞り、SNSで出会いを求め、実際に落ち合い、家に出入りする関係になったという。その際に被害者ホストの家の合鍵を盗み、後日、共犯として逮捕された長野芹菜容疑者と窃盗を企み、新宿区・歌舞伎町で働き、寝ている被害者ホスト宅に侵入。現金104万円・高級時計など約140万円相当の金品を盗んだという。
その際、二人は無料通話アプリLINEを使って、「ホストはバカだから気が付かない」「防犯カメラも無いから大丈夫」等と、会話をしていたという。
しかし、部屋には無かったが、マンションの出入り口に防犯カメラが仕掛けてあり、それが逮捕の決め手となったという。西川奈々容疑者と佐藤芹菜容疑者は数年前にホストクラブの客として意気投合し、行動を共にしていた。
「ホストが窃盗されることは日常茶飯事ですがなかなか表沙汰にならないので、珍しい事件でしたね。一部のホストは、税金をごまかすとか、客から貰った現金を申告しないなど、やましいことだらけなので、仮に窃盗されても警察に届けないんですよ。今回事件になったのは、被害者ホストにやましいことが無いからでしょうね。実際に事件化したのは、昨年11月の事件で、ほかに余罪も自供しているようですが、これは氷山の一角。昏睡させて窃盗はよくある話です」(実話誌記者)
実際に類似事件は被害届が出ているだけで、この時期から約2か月の間に計6件。表に出ていない事件はもっと数が多いと実話誌記者は証言する。
トカナの取材に、新宿歌舞伎町のあるホストはこう答えた。
「犯人の2人は知り合いの店によく来ていたので有名です。若いのに異常に金遣いが荒くて。彼女らは“太客”と呼ばれて店もホストも大歓迎でしたよ。だけど、金がホストから出て、ホストに回っていることを知って…複雑な気分になりましたね」(某ホスト)
西川奈々容疑者と佐藤芹菜容疑者は犯行を認め、盗んだブランド品は点在するブランド買取屋に持ち込み現金に換えて、現金は二人で山分けにしてホストクラブで遊んでいたことを自供している。
警視庁は余罪を含め、現在厳しい調べをしている。我々の知らない夜の危険な世界の一端が垣間見えた事件だったのではないだろうか。
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