IS分派「推定8歳の少年兵」が捕虜を処刑する残虐映像流出！ 牧師を惨殺… 終わらない憎悪の連鎖！

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■終らない憎悪の連鎖

　ISとその傘下組織を監視する「SITEインテリジェンス・グループ」のディレクター、リタ・カッツ氏によると、ビデオはナイジェリア北東部のボルノで撮影されたもので、少年はISWAPに属しているという。

　ISWAP（イスラム国家西アフリカ州）はナイジェリアに本拠を置くボコ・ハラムの分裂グループであり、ボコ・ハラムはISに忠誠を誓っている。ISWAPは、3500人から5000人のメンバーを持つと考えられており、最近、ナイジェリアの軍事および民間の標的に対する攻撃を強めている。

　ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領は、この拉致と殺害を非難し、「ナイジェリア人が宗教によって分裂することを許してはならない」と述べた。

「これらの野蛮な殺人者は、イスラム教と世界中の他の何百万人もの他の法律を守るイスラム教徒の代表ではない。いかなる状況下でも、イスラム教徒とキリスト教徒が敵対することによって、我々は分割されるべきではない」と声明を出した。

「宗教」の名の下に、捕虜の処刑を行い、憎しみを植え付けられる年端もいかない子どもたち。この子たちもISの被害者であることに間違いない。この憎悪の連鎖に終わりが来る日は、はたして来るのだろうか。

参考：「Daily Mail」、「Weekly Times」、ほか

文＝三橋ココ

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