新型コロナウイルス蔓延を“完全に予言していた”小説が超話題!「武漢の研究所から極秘ウイルスが…」驚きの正確さで世界戦慄!
2020.02.20 12:00
ところが、この予言は“書き換えられている”という指摘がある。1981年の初版では「Wuhan-400」ではなく、ロシア(ソ連)で作られた「Gorki-400」だったというのだ。実際、1990年に発売された日本語版では「ゴーリキー400」となっている。この書き換えがいつ行われたかは不明だが、2008年に米国でペーパーバック版が発売された際に改訂が行われたとみるのが自然だろう。
考えてみれば、1980年代の読者にとって、恐ろしい生物兵器を極秘裏に開発している国として納得できるのは中国よりソ連だったはずだ。2002~2003年のSARS流行と社会情勢の変化に合わせ、2008年の新版から生物兵器の開発元がロシアから中国に書き換えたという推測は、それほど的外れではないだろう。
12年前では“予言”として格落ちしてしまった感があるが、それでも、この偶然の一致には興味深いものがある。果たして、「Wuhan-400」は人気小説家の手を借りてもたらされた予言だったのだろうか?
参考:「South China Morning Post」「Snopes」ほか
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2024.10.02 20:00心霊新型コロナウイルス蔓延を“完全に予言していた”小説が超話題!「武漢の研究所から極秘ウイルスが…」驚きの正確さで世界戦慄!のページです。中国、生物兵器、小説、新型コロナウイルス、武漢、ディーン・R・クーンツ、闇の目などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで