新型コロナウイルス蔓延を“完全に予言していた”小説が超話題!「武漢の研究所から極秘ウイルスが…」驚きの正確さで世界戦慄!

 大きな事件や事故は時折思わぬ形で「予言」されることがある。有名な例としては、1898年に出版されたモーガン・ロバートソンの小説『Futility』が、1912年に起きたタイタニック号沈没事故を予言していたという逸話がある。そして今、世界を恐怖に陥れている新型コロナウイルスについても、その存在を予言するような小説の存在がインターネット上で話題になっている。

A virus called Wuhan-400 causes outbreak … in a Dean Koontz thriller from 1981. How is it that some books appear to prophesy events? (South China Morning Post)

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 話題の小説は、米作家レイ・ニコルズ(人気作家ディーン・R・クーンツの別名)が1981年に発表した『The Eyes of Darkness』(日本語版『闇の目』、光文社)である。1年前に死んだはずの息子が生きていると知った母親を主人公にしたサスペンス・ホラー小説であるが、その中の一節に、新型コロナウイルスを思わせる記述があるというのだ。

 ストーリーの中で、主人公たちは中国・武漢の研究所で極秘裏に開発された人工微生物の存在を知ることになる。その人工微生物の名は「Wuhan(武漢)-400」といい、感染すると致死率100%で数時間のうちに死に至り、人間の体外では生きられないため、死体処理も容易という恐るべき生物兵器である。

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 ご存じの通り、新型コロナウイルスは武漢郊外にある武漢ウイルス研究所で開発された生物兵器という噂が流れているが、この小説に登場するのは、まさにその武漢で開発された生物兵器である。一方で、現在流行中の新型コロナウイルスは致死率2%で潜伏期間は数日から数週間とされており、「Wuhan-400」よりはるかに病原性が低く、他人にも感染しやすい。研究所から漏洩した可能性はあるものの、「Wuhan-400」のような都合の良い生物兵器ではない。

 それでも、40年も前に現在の状況を予言していたとすれば恐るべきことだ。優れた作家の想像力は未来の出来事をある程度正確に予測できるということかもしれないし、何らかの“天啓”を小説に盛り込んだということかもしれない。

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