古代エジプトの“恋のおまじない”が超エロいと判明! 「強調したペニスと陰嚢が…」研究者赤面の“ヌード”も!
1800年前のエジプトのパピルスに“男性ポルノ画”か――。この絵に関連付けられた文章を解読してみると、エロティックな“恋のおまじない”であることが判明したのだ。
■古代エジプトの“キューピットの矢”
古代エジプトでもっぱら文字を筆記するために使われた紙である「パピルス」だが、もちろんそこに記された内容を解読してみれば、古代のエジプト人たちが何を考え、どんな暮らしを送っていたのか、その一端をうかがい知ることができる。
これまで解読されたパピルスの中には、意外なことにいくつかの“恋のおまじない”があった。意中の相手の気を引くための神頼みである恋のおまじないだが、これまで解読されてきたその多くは、好きな女性ができた男性が行う呪文であった。
しかし今回、女性が意中の男性を振り向かせるための“恋のおまじない”が1800年前のエジプトのパピルスから発見されたのである。しかもそこにはエロティックな男性ヌードのイラストが描かれていたのだ。
米・シカゴ大学東洋研究所の研究チームがドイツのエジプト学学術誌「ゲッティンガー・ミスツェレン」で発表した研究では、1800年前のエジプトのパピルスを翻訳し、タロメウェイという女性がケファラスという男性を惹きつけるべく講じられた“恋のおまじない”が綴られていたことを報告している。
記された文言よりもまず目を引くのはエロティックなイラストである。古代エジプトの神の1つ、頭部がジャッカルの姿をした冥界の神である「アヌビス」が、裸の男性の胸を弓矢で射抜いている構図のイラストが描かれている。胸に矢を放たれた人物がなぜ裸の男性とわかるかというと、その股間にペニスと陰嚢が大胆に描かれているからだ。なかなかエロティックな“挿絵”であるといえるだろう。しかしこの構図は何を意味しているのか?
研究チームによればアヌビスが放った矢は、タロメウェイに対するケファラスの内なる欲望を呼び起こすことを目的としているという。時代と文化が違えど、それはまさに“キューピットの矢”ということになる。
呪文のほうは古代エジプト語の1つであるデモティック(Demotic)で書かれており、「昼も夜もいつでも彼(ケファラス)に不安を与える」ために幽霊(ネクロポリスの男の高貴な精霊)を召喚する旨が述べられ、 「女性の臓器(性器)を追い求めている彼の男性の臓器(性器)」と共に欲情してタロメウェイを追い求めることが要求されている。つまりアヌビスが放った矢を受けたことでケファラスは性的欲望を抱きながらタロメウェイを追い求めるようになることが“おまじない”されているのである。
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