ついにトルコ放送局が陰謀物質「アドレノクロム」を大々的に報道! 常用セレブも暴露、“幼児虐待成分”と“若返り効果”の真偽は!?
次に司会者はジョニー・デップらアドレノクロムで若返っているとされるハリウッドセレブらの写真を持ち出し、39歳の時と51歳の時のジョニー・デップの顔写真を比べ、老化が見られないと指摘。しかし、これも根拠に乏しい。
オンライン現象記録サイト「KnowYourMeme」によると、アドレノクロムに若返り効果があると噂されるようになったのは極最近のことだ。1954年に出版されたオルダス・ハクスリーのサイケデリック体験記『知覚の扉』でアドレノクロムが言及されたのが最初で、メスカリンと同じ効果があるとのではないかと書かれた。その後、1971年の小説『ラスベガスをやっつけろ(Fear and Loathing in Las Vegas)』でもその幻覚効果が取り上げられ、のちに映画化された際にもアドレノクロムは幻覚剤として描かれた。同映画を監督したテリー・ギリアムは、アドレノクロムは原作者のハンター・S・トンプソンが創作したものであり、実在しないと映画のメイキング映像で語ったという。
ところが、2018年に”The Truth About Adrenochrome” (アドレノクロムの真実)というタイトルのYouTube動画が突如出現したのを皮切りに、SNSを中心にアドレノクロムが実在するという噂が流れるようになったという。この時点からアドレノクロムは拷問された子供から抽出されるという話になっているが、まだ幻覚剤だとされていた。しかし、2020年に入るとアドレノクロムが若返り薬としてセレブに使用されているとするフェイスブックの投稿画像がネット上に広がるようになったようだ。Googleトレンドを見てみると、アドレノクロムの検索件数は今年の3月ごろから激増している。
映画『ラスベガスをやっつけろ』のアドレノクロム摂取シーン
アドレノクロムが本当に幼児を虐待して得られた若返り薬とは、少なくとも現時点は断定できない。「TRGT HABER」の根拠も乏しく、ほぼネット上の未確認情報を繰り返しているだけだ。しかし、アドレノクロムが実際に噂されているような物質であるならば、これは大問題である。トカナは今後もアドレノクロムの真実を追っていく。
参考:「YouTube」、「KnowYourMeme」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ついにトルコ放送局が陰謀物質「アドレノクロム」を大々的に報道! 常用セレブも暴露、“幼児虐待成分”と“若返り効果”の真偽は!?のページです。セレブ、トルコ、若返り、陰謀論、幼児虐待、アドレノクロムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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