【実録】有名温泉地で現れた血塗れの“何か”、「大量の手」が出るいわく付きのトンネル
【実録】有名温泉地で現れた血塗れの“何か”、「大量の手」が出るいわく付きのトンネル…タクシー運転手が激白!
――Uさんは、そういう家系ですか?
Uさん:いえ、家系ではなくて、その宗教の修行だと思います。さらに「心がきれいでないと使えないから、あんたらには無理」って言われちゃいましたよ(笑)
取材後、Uさんの話の裏を取るために調べてみると、驚愕の事実が浮かび上がってきた。まず石川県にあるという宿泊施設は確かに存在する。
そして、Uさんとアキナさんが訪れたと思われるトンネルの候補地も二つに絞ることができた。
一方は、「丸岡・山中温泉トンネル」である。福井県と石川県の県境・大内峠を貫くこのトンネルでは、開通当初より土砂崩れが頻発したという。結果、新たにトンネルを隣接せざるを得なかった。また「大内隧道」という古いトンネルもある。
他方は、北陸本線旧線「山中隧道」である。こちらは心霊スポットとして有名であり、同時に廃線ファンなどに広く知られた場所である。「赤い服の女」「老人の霊」の目撃例が絶えない。
また気功を使うというUさんのご両親が所属していた宗教とは何だったのか。こちらも、おそらく
新興宗教Xだと思われる。人の体に両手をかざし患部の痛みを取るハンドパワーを喧伝した。入会時に多額の寄付金を求めたことなどで社会問題化し、訴訟沙汰となり、解散したが、いまも名前を変えて活動している。
20代後半にも見えるUさんの姿は、もしかすると気功のせいもあるのかも知れない。偶然乗り合わせた乗客に対し、快く取材に応じてくれたUさんは、目的地に到着すると快活な笑顔で挨拶をしてくれた。Uさんが石川県で経験した怪奇現象、彼女の両親が持っていた気功の力は、やはり本物だったのか。人知れず蠢く何かの存在が世の中にはまだまだあるのだ、と思えてならない。
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2024.10.02 20:00心霊【実録】有名温泉地で現れた血塗れの“何か”、「大量の手」が出るいわく付きのトンネル…タクシー運転手が激白!のページです。心霊、タクシー、トンネル、旅館などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで