「3カ月以内にアメリカの醜い裏側が丸裸になる」現役諜報機関が独占予言!スティーブ・バノン逮捕の「闇の情報と米郵便公社USPS」を解説!
ジェームズ トランプたちも虚を突かれたと思いますよ。トランプなんて一時、USPSを民営化しようとしたこともありましたからね、議会の反対で実現しなかったのですが、あの時に民営化しておけばこんなことにはならなかったと悔しがってると思いますね(笑)。
しかし、バノンの逮捕劇はもとを辿れば、トランプ陣営の失態が原因なんです。これは今年の6月に遡るのですが、トランプと司法長官のウィリアム・バーはニューヨーク州南部地区裁判所のジェフリー・バーマン連邦検事を解任しようとしたんです。ニューヨーク州南部地区というのは以前にもお話したように、ウォールストリートなんかを管轄する重要な地域なんですね。エプスタインの事件も南部地区裁判所でやっているほどです。ですから、トランプとすれば、自分の息のかかった人間をその地区の検事にしたかったのですが、バーマンの反抗にあって、彼の後任人事は民主党員のオードリー・ストラウスが就任してしまったんです。
──なぜ、トランプは人事に失敗したんですか?
ジェームズ バーマン検事を解任するには辞任か、議会の承認が必要だったんです。しかし、当時、バーマンはトランプの側近の汚職事件を追っていましたから、民主党が優勢な議会で、彼の解任が承認されるわけはなかったんです。彼自身も辞任する意思はなかったですし、事態は完全に膠着状態になります。その時、バーマンが出した妥協案が、自分の後任にはストラウスというもので、トランプ側はこれを不承不承飲んだんですね。ストラウスはバーマンの腹心であり、この時点で、彼女はバノンの詐欺事件に着手してもいました。
──トランプ側はそれに気づかなかったんですか?
ジェームズ と思います。仮に気づいていたとしても、トランプ側は司法とFBIを押さえていますから安心していたはずです。逆にストラウス側はバノンをどうやって逮捕するのか、暗中模索状態だったでしょうね。
──警察もFBIも動かないわけですからね。
ジェームズ そうです。ところが、この6月にトランプはもうひとつ失態をおかしていたんです。米郵便公社の総裁をトランプ派のルイス・デジョイにすげ代えて、郵便投票制度を潰そうとしたんです。トランプが郵便投票を嫌う理由は簡単で、不正の入る余地が大きすぎるからです。民主党は違法滞在者やホームレスを動員して票の水増しをずっとしていたんですよ。これを止めるために、デジョイを送り込んだのですが、郵便公社は例の警察権を発動してデジョイの内偵を始めたため、ビビったデジョイは情けないことに郵便投票制度を残す方向で手打ちしてしまうんです。
──思い出しました。これは結構大きなニュースになってたと思います。
ジェームズ しかも、これによってストラウスに希望の光が射したんです。郵便公社USPSはバー司法長官が君臨する司法省から独立していて、独自捜査が可能だったんです。これに気づいたストラウスはUSPSと連携してバノン逮捕に動いたわけです。
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2024.10.02 20:00心霊「3カ月以内にアメリカの醜い裏側が丸裸になる」現役諜報機関が独占予言!スティーブ・バノン逮捕の「闇の情報と米郵便公社USPS」を解説!のページです。米国、ドナルド・トランプ、2020年アメリカ大統領選挙、スティーブ・バノン、USPS、米郵便公社などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで