「3カ月以内にアメリカの醜い裏側が丸裸になる」現役諜報機関が独占予言!スティーブ・バノン逮捕の「闇の情報と米郵便公社USPS」を解説!

画像は「Getty Images」より引用

──バノン逮捕によって今後、トランプ陣営はどうなるんですか?

ジェームズ すでにバノンは約5億円相当の保釈金を積んで自由の身になっています。ですので、反撃のタイミングを虎視眈々と狙ってくるでしょうね。要は足の引っ張り合いが始まります。これは2016年のトランプ対ヒラリーの時もそうでしたけど、お互いの恥部を暴き合う人間臭い戦いになります。事実、今回のバノン逮捕にしても、バイデンの大統領指名受諾演説に華を添える打ち上げ花火だったわけですよ。21日にわざわざ捕まえているのはそういうことですから。

 一方、トランプ陣営もバイデンの顔に泥を塗るために大統領指名受諾演説の当日に合わせて爆弾を用意していたんです。それが演説の前日のルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長のTwitterで、「明日は私たちの共和党を守るための重要な情報を暴露する」とツイートしていたんです。そして翌21日、ジュリアーニは「バイデンの認知症は本物だ」とする二人の医師の証言を公開しました。トランプ側はこのネタでバイデン叩きを画策していたんですが、バノン逮捕のインパクトによって、バイデン認知症の暴露は完全にかき消されてしまいましたからね。

──今回は民主党の勝ちだったんですね。しかし、これから相当醜い暴露合戦が始まると。

ジェームズ その通りです。これの面白いのは、アメリカ社会の裏側、白人社会の本音が次々と出てくるところです。実際、バノン逮捕の翌日にはシカゴでQアノンのデモが起こっています。しかし、デモ参加者はどう見てもQアノン系じゃないんですよ。Qアノンだったら絶対に持つイーグルの旗とか持ってないし、黒い服を着てるんですね。これってアンティファなんですよ(笑)。多分、オバマ系の極左が仕掛けていることはほぼ間違いありません。

 こういう杜撰な仕掛けも含めて、トランプ派とバイデン派、極右と極左は選挙当日まで鍔迫り合いを続けます。ハッキリ言いまして、この2カ月、3カ月はアメリカから目を離してはいけません。アメリカの真実が、アメリカの裏側が丸見えになる、またとない、いい機会ですから。

文=ジェームズ斉藤

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