【衝撃】「日本人が最も自殺しやすい温度」が判明、これからが危険! 暑さと自死リスクに相関、地球温暖化で世界が自滅へ!!
日本の猛暑が止まらない――。気象庁によると今年の8月は、1日も欠かさず気温35度以上の猛暑日が観測され、統計が発表されるようになった2012年以降、初めてのことだったという。
しかし、高温化は日本だけの問題ではない。世界的にも気温は上昇しているが、ここに気温にまつわる見過ごせない分析結果がある。それは温度と自殺率の高さには、相関関係があるというものだ。
■気温が高いほど自殺率が高くなる
自殺は複雑な要因が絡まり合っており、多くの場合、「精神疾患」の分野で研究されている。
そして、自殺傾向にも季節によって変動があることがわかっている。通常、春の終わりから初夏にかけて自殺率は高く、冬の数カ月中には減少する。そこで一部の研究者は「環境(気温)」と「自殺率の上昇」の観点から研究を始めた。
研究者たちは、12カ国(ブラジル、カナダ、日本、韓国、フィリピン、南アフリカ、スペイン、スイス、台湾、英国、米国、ベトナム)の341都市で調査を実施した。ただし調査期間は4年から40年までとかなり幅がある。
まず、毎日の自殺データと気象変数をサブグループ分析(男性と女性の自殺率、年齢の違いなど)も用いて、月間自殺率と時期を集計した。
さて、分析結果を端的に言うと、気温が高いほど自殺のリスクは高くなる。上記はこの研究結果をモデル化したものだが、米国のような比較的涼しい国では、グラフは直線を描く可能性が強い。一方、ベトナムなどの1年を通じて暖かい国では、グラフは非線形を描き、逆Jカーブとして現れやすい。
そこで研究者たちは、いくつかの国では、周囲温度と自殺の間に非線形の関係が存在し、自殺のリスクを最大化する「臨界温度範囲」というものが実在するかもしれないと仮定した。その「臨界温度」の気温だが、日本では25.5度、フィリピンでは28.2度、カナダでは24.2度だということが、このモデルによって示された。
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